...それとも話の出ないのをいいことにしてうやむやにすましてしまったものだろうかと考えた...
有島武郎 「星座」
...たいがいの場合はそのままうやむやにすんでしまう...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...うやむやにすぎてゐたといふのが芥川の話である...
小穴隆一 「二つの繪」
...また私の罪も永遠にうやむやになって...
太宰治 「新釈諸国噺」
...うやむやになったが...
太宰治 「花火」
...七事件はそのままうやむやに葬られそうでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...うやむやに世評を揉み消したいため――」「…………」一座の視線は期せずして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...うやむやに葬るというのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...うやむやにするつもりでした」平次も驚きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...うやむやに葬(はうむ)るといふのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...× × ×鳴海屋の事件は全くうやむやに葬(はうむ)られてしまひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...うやむやになつてしまひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...うやむやにすますようなことには賛成なさらないでしょう」キャラコさんは...
久生十蘭 「キャラコさん」
...うやむやにささり込んで行こうなどというのは...
久生十蘭 「キャラコさん」
...プロレタリア文学大衆化の問題がうやむやに葬られ...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...うやむやにできないばかりか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...ここでもし二名の追放がうやむやに終るとすれば...
山本周五郎 「新潮記」
...それもついに立ってしまった余勢でうやむやに三人は玄関へ押し出て行った...
横光利一 「旅愁」
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