...十六世紀にレオ・アフリカヌスが著した『亜非利加紀行(デスクリプチヨネ・デル・アフリカ)』に婦女山中で獅に出会うた時その陰を露(あらわ)せばたちまち眼を低うして去るとある...
南方熊楠 「十二支考」
...城から約一里ほど東南の妻女山(さいじょさん)に拠(よ)ったからである...
吉川英治 「上杉謙信」
...謙信の拠っている妻女山は見えている...
吉川英治 「上杉謙信」
...妻女山の黄葉(こうよう)や緑や紅葉(もみじ)をぼかしていた白い霧も...
吉川英治 「上杉謙信」
...すなわち妻女山にある敵将謙信の心だ...
吉川英治 「上杉謙信」
...妻女山の無表情は...
吉川英治 「上杉謙信」
...敵の妻女山へ行って...
吉川英治 「上杉謙信」
...ここ妻女山の陣中を...
吉川英治 「上杉謙信」
...あわよくば妻女山の本陣まで接迫して...
吉川英治 「上杉謙信」
...生きて帰って来れば妻女山のもようも知れようかと存じますが」弾正は...
吉川英治 「上杉謙信」
...妻女山まで行ったか」「へい...
吉川英治 「上杉謙信」
...参りました」「妻女山のどの辺まで」「山の上から...
吉川英治 「上杉謙信」
...すでにこの妻女山の御陣は深入りに過ぎ...
吉川英治 「上杉謙信」
...妻女山を立退く前にも...
吉川英治 「上杉謙信」
...妻女山へ奇襲攻撃隊を向けていることといい...
吉川英治 「上杉謙信」
...けれどさきに原大隅が――味方の妻女山別動隊がすぐそこまで来た――と叫んだのも突嗟(とっさ)の気転にすぎなかった...
吉川英治 「上杉謙信」
...敵の妻女山転向部隊が...
吉川英治 「上杉謙信」
...その不可解なる妻女山の陣をながめたときのように...
吉川英治 「上杉謙信」
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