...奮起して500ヤードほど離れたグレン氏の助けを得るために起き上がった...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...縣人が一せいに奮起して...
會津八一 「綜合大學の圖書」
...「文学士春の屋おぼろ」の名に奮起して身を文壇に投ずる志を立てた...
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」
...このたびの失敗に奮起して...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...あなたもどうか、奮起して下さい...
太宰治 「女神」
...天智は天皇一門のなかから奮起して...
蜷川新 「天皇」
...三の人が奮起して...
蜷川新 「天皇」
...奮起して彼はいっそうその芸術に精進して...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...佐藤泰然(さとうたいぜん)先生の辞書や標本をせっせと謄写する情ないありさまに奮起して...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あの時の失敗で彼は奮起して...
牧野信一 「ダイアナの馬」
...敵がもう奮起して...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...殊に肝(きも)を潰すべきは、研究の自由をモットーとしているこの大学の中で、お上品な顔をして、アゴを撫でたり、ヒゲを捻(ひね)ったりしている教授連中までが、一斉に奮起して、「あの非常識にして暴慢、不謹慎な、狂人学者(ヒポマニー)をタタキ出せ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...独逸(ドイツ)近年の外圧に奮起して尚武の気風は頓(とみ)に揚がつて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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