...何もお花見だからと言つて異裝なんかする事はさう別に奬勵するにも及ばなければ...
泉鏡花 「お花見雜感」
...自國語(じこくご)を使用(しよう)することを奬勵(せうれい)した...
伊東忠太 「國語尊重」
...之(これ)は政府(せいふ)の指導(しだう)又(また)は消費節約(せうひせつやく)の奬勵(しやうれい)の行(ゆ)き渡(わた)つたと云(い)ふよりも...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...牧草を奬勵したのであつたといふことが分つた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...別して推奬せんとする所である...
丹波敬三 「大植物圖鑑」
...』 500495 495―496 同樣の奬勵 XII 243...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...綱領や約九個條にして、宣言の註脚といふ可く、其の外交に關しては、文明の政以て遠人を倚安せしめ法治國の名實を全からしめむことを努む可しといひ、其國防に關しては常に國力の發達と相伴行して、國權國利を充全ならしめむことを望むといひ、其の學政に關しては國民の品性を陶冶し、公私各々國家に對する負擔を分つに耐ゆるの懿徳良能を發達せしめ、以て國礎を牢くせむことを希ふといひ、其の實業に關しては、農商百工を奬め、航海貿易を盛にし、交通の利便を増し、國家をして經濟上生存の基礎を鞏からしめむことを欲すといふの事項稍々政綱らしきを見るのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...而して一たび早稻田邸の玄關を辭したるものは、皆大隈伯爵の寫聲機となり、喇叭管となり、讚美者となりて、彼れを社會に吹聽し、紹介し、推奬して、彼れに對する記憶を深からしめざるなし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...獻書奬勵を示すと同時に...
内藤湖南 「文溯閣の四庫全書」
...春の色の基調として菜の花の「黄」を推奬する...
長谷川時雨 「菜の花」
...然ば則ち私立の學校を奬勵して之を盛大ならしむるの外に方便ある可らず...
福沢諭吉 「帝室論」
...好んで文學技藝を奬勵し...
福沢諭吉 「帝室論」
...目下の人事に不用なる藝術を支配して特に之を保護奬勵せんとするが如き...
福沢諭吉 「帝室論」
...徳川政府十五世の間に藝術奬勵の一事は甚だ行屆たるものなり...
福沢諭吉 「帝室論」
...或は學藝を奬勵すればとて專ら皇漢の古學に重きを附する等の意味なきを期す可らず...
福沢諭吉 「帝室論」
...三省堂)が推奬さるべきであり...
矢田部達郎 「心理學」
...國民の海事思想を奬勵するより急なるはなし...
吉井幸藏 「海島冐險奇譚 海底軍艦」
...産兒奬勵に附隨する幼兒死亡率の防止...
吉川英治 「折々の記」
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