...事業と實行との生活に就く可き事を奬説する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...何もお花見だからと言つて異裝なんかする事はさう別に奬勵するにも及ばなければ...
泉鏡花 「お花見雜感」
...奬勵の趣旨に依り...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...神(あや)しき理を設(ま)けて俗(ひと)を奬(すす)め...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...八木奬三郎氏の實見談(じつけんだん)に據れば此岡の麓には今尚ほ貝殼(かひがら)點々(てん/\)散布(さんぷ)して...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...學校では時間と金錢の無駄を省くためお互に結ひあふ事を奬勵し...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...同時に引幕や幟を作つて日本の演劇を奬勵した...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...現今國際連盟の行動を推奬するに近い卓見であつた...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...平次の無言の奬勵(しやうれい)がなかつたら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...意志を強くするといつて推奬してゐる...
萩原朔太郎 「酒に就いて」
...春の色の基調として菜の花の「黄」を推奬する...
長谷川時雨 「菜の花」
...方今全國の教育を司て學藝を奬勵する者は文部省なりと雖ども...
福沢諭吉 「帝室論」
...好んで文學技藝を奬勵し...
福沢諭吉 「帝室論」
...或は學藝を奬勵すればとて專ら皇漢の古學に重きを附する等の意味なきを期す可らず...
福沢諭吉 「帝室論」
...ジョンが今私に奬(すゝ)めて呉れる仕事は本當に...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...寧ろ奬勵してゐる新聞社主の如きも...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...先ず J. P. Guilford, Fundamental statistics in psychology and education, 2nd ed, 1942. が推奬さるべきであろう...
矢田部達郎 「心理學」
...國民の海事思想を奬勵するより急なるはなし...
吉井幸藏 「海島冐險奇譚 海底軍艦」
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