...石の奪衣婆(だつえば)ばかり焼け出されて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...今は唯石刻の奪衣婆ばかり片膝立てゝ凄い顔をして居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...葬頭河(そうずが)の奪衣婆を男にしたようで...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...奪衣婆(だつえば)の手に渡してしまったのじゃ! ふ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...通り合せた賽(さい)の河原(かわら)の奪衣婆(だつえば)に...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...奪衣婆がねだったゆえ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...「あなたお足袋を」この奪衣婆(だついばば)が僕の紺足袋を脱がせた手際は実に驚くべきものであった...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...これも境の神を祀りしところにて地獄のショウツカの奪衣婆(だつえば)の話などと関係あること『石神問答』に詳(つまびらか)にせり...
柳田国男 「遠野物語」
...奪衣婆(だつえば)といっております...
柳田國男 「日本の伝説」
...それを見ると奪衣婆も決して後家ではないのです...
柳田國男 「日本の伝説」
...とにかくにこの奪衣婆を拝むようになってから...
柳田國男 「日本の伝説」
...多くは奪衣婆の像を祀ってあるのであります...
柳田國男 「日本の伝説」
...もとは一丈六尺の奪衣婆の木像が置いてあった為に...
柳田國男 「日本の伝説」
...見るもおそろしい奪衣婆になってしまいました...
柳田國男 「日本の伝説」
...山形県西田川郡大泉村下清水)遠州見付(みつけ)の大地蔵堂の内にある奪衣婆の像は...
柳田國男 「日本の伝説」
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