...彼は奉職を終えて帰宅した...
...奉職中の人たちには、特別な待遇がある...
...彼は仕事の奉職に専心している...
...奉職を通して、社会貢献を果たしたいと思っている...
...奉職する前に、必要な資格を取得しなければならない...
...――唯一人の兄が縣廳に奉職してゐたので...
石川啄木 「鳥影」
...福島県のある郡役所に奉職せるものの話に...
井上円了 「おばけの正体」
...私が学校へ奉職して...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...官途に奉職するにしたつて矢張り相当の学校を出て居なければ用ひられもしない...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...蠅はわれわれの五体をワクチン製造所(せいぞうしょ)として奉職(ほうしょく)する技師(ぎし)技手(ぎしゅ)の亜類(あるい)であるかもしれないのである...
寺田寅彦 「蛆の効用」
...南さんは奉職先の学校当局から注意を受けた時...
豊島与志雄 「霧の中」
...信用するに足りるやうな人物は重に文部省の學校に奉職して居りますし...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...先生と同郷の友人で地方の病院に奉職しているものが上京したため...
夏目漱石 「こころ」
...また教師にでも奉職したら...
夏目漱石 「野分」
...司法省に奉職するようになってからも...
野村胡堂 「楽聖物語」
...花房一郎が警視庁に奉職してから...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...文三の某省へ奉職したは昨日(きのう)今日のように思う間に既に二年近くになる...
二葉亭四迷 「浮雲」
...曾(かつ)て某省へ奉職したのも実はこの男の周旋で...
二葉亭四迷 「浮雲」
...直ぐに早稻田の出版部に奉職した...
正宗白鳥 「編集者今昔」
...私が上野の音楽学校に奉職することになった時...
宮城道雄 「純粋の声」
...この年七月四日に保の奉職している静岡師範学校浜松支部は変則中学校と改称せられた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...保の奉職している浜松変則中学枚はこの年二月二十三日に中学校と改称せられた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...当地の大学に奉職しておられます医学...
夢野久作 「霊感!」
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