...同主義を奉ずる勞働者は...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...即ち国民の国家に奉ずる精神が次第に冷淡になりつつあることを証拠立つるもので...
大隈重信 「選挙人に与う」
...神意を奉ずることさえできれば...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...』『彼の奉ずる力の讃美には...
谷譲次 「踊る地平線」
...奉ずるは賢きわざと我は知る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...欧州諸国はただ一のローマ教を奉ずるよりして...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...一意公に奉ずるを以て任とせざる可からず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一地方官吏の職を奉ずることになつた...
中島敦 「山月記」
...彼は「戊申詔書(ぼしんしょうしょ)」のご趣意をよく奉ずる...
新渡戸稲造 「自警録」
...この神を奉ずるものはいないか...
蜷川新 「天皇」
...しかし最後に君にはっきりききたい! 君の奉ずる聖なる科学の名においてはっきりきく...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...その國民の奉ずるところ信ずるところは仁義忠孝の教であつて...
福澤諭吉 「明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説」
...奉ずる主義の爲に社會から逐(お)はれて白い眼に世上を睨むでのたうちりながら憤死した志士もあツたであらう...
三島霜川 「解剖室」
...それからアジアの民族中には虎をトテムと奉ずる者がある...
南方熊楠 「十二支考」
...故いかにといふに個人たる逍遙も時文評論記者もその腹稿主義を奉ずるところ相同じければなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...奉ずるところは唯眞のみ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...すべては国に奉ずる心...
山本周五郎 「菊屋敷」
...北条氏の奉ずる光厳(こうごん)天皇をはじめ...
吉川英治 「私本太平記」
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