...ただあるものはローマンチックなる奇言奇行のみであります...
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」
...この少年家老の奇言に驚倒したそうでございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...数々の奇行奇言などが)あとで考えて見れば滑稽ではあっても...
中島敦 「斗南先生」
...二六時中精細なる描写に価する奇言奇行を弄(ろう)するにも関(かかわ)らず逐一これを読者に報知するの能力と根気のないのははなはだ遺憾(いかん)である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...坊間(ぼうかん)の一男子が奇言を吐(は)くか...
福沢諭吉 「読倫理教科書」
...口々に皮肉や奇言を弄し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...一七三九年ジョン・モットレイその奇言警句に古今の笑話を加え...
南方熊楠 「十二支考」
...広海子爵主人の奇言に驚き「中川さん...
村井弦斎 「食道楽」
...彼の唐突な奇言には...
吉川英治 「三国志」
...……?」奇法師の弄(ろう)する奇言...
吉川英治 「私本太平記」
...塔十郎はべつに奇言も吐かない...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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