...あの店には奇物がいっぱいあって、楽しむことができた...
...古い家具や奇妙な置物が並んでいた店は、まるで奇物博物館のようだった...
...彼女は奇物好きで、珍妙な装飾品をたくさん集めている...
...植物としては奇妙な形状をしているが、実は非常に美味しい奇物だ...
...その映画はSF作品で、異次元からやってきた奇物が人間を襲うシーンが印象的だった...
...当時朝から晩まで代る代るに訪ずれるのは類は友の変物奇物ばかりで...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...これらは奇物名品をつらね...
太宰治 「不審庵」
...伝奇物語に興味を有する私は...
田中貢太郎 「『黒影集』の序詞」
...アン・ラードクリフ(訳者注 イギリスの怪奇物語作者)と政府とがいっしょになったものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一、軍談物(難波戦記、天草軍記)二、政談、白浪物(鼠小僧、白木屋、大岡裁きの類)三、侠客物(天保水滸伝、関東侠客伝)四、仇討物(一名武勇伝、伊賀越、岩見重太郎)五、お家物(伊達騒動、相馬大作、越後騒動)六、人情、洒落本物(梅ごよみの類)七、伝奇物(八犬伝、神稲(しんとう)水滸伝)八、怪談物(四谷怪談、稲生(いのう)武太夫、鍋島猫騒動)九、教訓物(塩原太助の類)十、戯作(八笑人の類)此等、江戸時代の通俗小説類を一貫して見るのに、勿論当時の幕府の封建的支配の影響の下にあったためでもあるが、次のような諸点がそれ等の作品を通じての特徴として挙げられると思う...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...怪奇物(広い意味の探偵小説)六...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...伝奇物とは、髷物であり、所謂大衆小説と称せられている処のものである...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...奇物変物もすっかり影をひそめてしまった...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...世に変人奇物とて...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...ついには変人奇物の嘲りを取り...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...変人奇物の評判を成し...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...職業がら怪奇物語の編み手であり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...以前ちょっと読んだ怪奇物語のようだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...村の人々各の手作りの奇物を彼に贈ったので...
南方熊楠 「十二支考」
...猴は極めて奇物を好む...
南方熊楠 「十二支考」
...欧人たまたま奇物として猴を買うを見て訳が分らず...
南方熊楠 「十二支考」
...『譚海』一一に徳川将軍の世にオランダ人が持ち渡った奇物の内...
南方熊楠 「十二支考」
...石松類(なんかくらんるい)等に奇物多し...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
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