...「水滸伝は中国四大奇書の一つだよね...
...儒林外史: 五十年来一遇の奇書と言われる小説の題名...
...醒世第一奇書(せいせいだいいちきしよ)...
芥川龍之介 「骨董羹」
...「余が嗜好の事専ら奇書にあり...
芥川龍之介 「僻見」
...これは奇書だとか...
太宰治 「思ひ出」
...此の奇書の話をすると...
辰野隆 「書狼書豚」
...奇書も見るにたらず珍事もきくにあきぬ...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...実に何とも名状すべからざる奇書だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...隠微の奇書とされても致し方ない点もある...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...この種のいわゆる支那の奇書くらい放恣(ほうし)な幻想がその翼をかって...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...奇異な運命を辿った八七二人の皇帝の最後を調べあげた奇書...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...実に本邦法律史上無類の奇書である...
穂積陳重 「法窓夜話」
...奇書を獲た喜が楮表(ちよへう)に溢れてゐて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...奇書自属愛書人...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...新得奇書三両種...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかし猶奇書を獲て自ら慰めてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そのまた劍道釋義を五匹の猫になぞらへて書いた“猫の妙術”といふ一奇書は...
吉川英治 「折々の記」
...東洋の四大奇書の一つといわれるわけですね...
吉川英治 「小説のタネ」
...東洋の四大奇書といわれる大著作などからくらべれば...
吉川英治 「随筆 新平家」
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