...彼は奇手妙手で、問題を解決した...
...報告書には奇手妙手な手法が使われていた...
...彼女は、詩を書くのに奇手妙手に表現していた...
...奇手妙手なやり方で、彼女はチームを勝利に導いた...
...動画制作の際、奇手妙手なアイデアが必要だ...
...南玉は、張扇で読み台を一つ叩くと、肩を聳かして「もやもやもやと、もやつき渡る、朝霧の中へ、俄然――忽然として現れ出でたる旗印、地から降ったか、天から湧いたか、とんと判らん、摩訶(まか)不思議、あらら不思議に、妙不思議、奇怪奇手烈、テンツクテン――」南玉は、力任せに、ぱちんと台を、叩いた...
直木三十五 「南国太平記」
...「ほんに――」深雪も、笑ったとき「人間の運というものは、不思議、奇手烈、妙ちきりん、庄公、びっくりするな」足音は、南玉一人でなかった...
直木三十五 「南国太平記」
...これぞ鮠突(はやつ)き儀助の奇手を破った...
吉川英治 「剣難女難」
...彼が奇手を打つな」と...
吉川英治 「三国志」
...馬上実戦の奇手などはない彼である...
吉川英治 「私本太平記」
...寄手のあらゆる奇手に対して...
吉川英治 「新書太閤記」
...要するに、勝家としては、冒険ではあるが、一奇手なりと、玄蕃允(げんばのじょう)にゆるしたほんの“序戦の取”が、思惑(おもわく)と相違して、忽ち、味方全軍の致命を招来(しょうらい)し、敵の大挙を見たときはもはや、狐塚主力の機動も、彼の総帥力(そうすいりょく)も、それを現わすすべもないものと化していたのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝入の戦法は、こんなときにも、奇手をえらぶ、奇道をこのむ...
吉川英治 「新書太閤記」
...奇手をもてあそべば...
吉川英治 「新書太閤記」
...このとき既に、小牧における秀吉との半歳(はんさい)にわたる対戦は、秀吉の奇手と、信雄の軽率きわまる単独講和によって、万事、終っていたのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...四国の河野一族などに呼びかける奇手を試みたりしていたのである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...攻撃法の前の奇手として...
吉川英治 「宮本武蔵」
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