...彼はいつも珍問奇問な質問をする...
...彼女の珍問奇問に困惑した...
...会話が盛り上がるために、珍問奇問を投げかけるのもアリ...
...珍問奇問を出し続ける人には、うんざりさせられる...
...珍問奇問には一瞬静まり返ったが、その後に爆笑が起こった...
...奇問を発するものがあれば...
泉鏡花 「婦系図」
...外の気温は……」「ええッ……?」僕はこの不意の奇問に面喰った...
海野十三 「深夜の市長」
...『これを何と讀むぞ』との奇問...
大町桂月 「夜の高尾山」
...いつ何どきどんな奇問を浴びせられても動じないだけの用心をつねに必要とする...
谷譲次 「踊る地平線」
...昔ある大新聞の記者と称する人が現在の筆者をたずねて来て某地の地震についていろいろの奇問を連発したことがある...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...翌日のその新聞を見るとその記者の発した奇問がすべて筆者によって肯定された形で...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...ポアンカレーは「方則は不変なりや」という奇問を発している...
寺田寅彦 「物質とエネルギー」
...どうです――という奇問に対しても...
中里介山 「大菩薩峠」
...俺(おれ)がにやどうも解らねえがと船頭は出し拔けに奇問を發した...
長塚節 「土浦の川口」
...「君電気鉄道へ乗ったか」と主人は突然鈴木君に対して奇問を発する...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...この奇問には細君も何と答えてよいか分らんので「恐(こわ)い顔をして這入りました」と返事をして多々良君の方を見る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...こう云う男だからこんな奇問を細君に対(むか)って呈出するのも...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...馬鹿竹のお友達?」ととん子が肝心(かんじん)なところで奇問を放ったので...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...吾輩の奇問には流石(さすが)にビックリしたらしく眼をパチパチさせたよ...
夢野久作 「無系統虎列剌」
...奇問を発している...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...男と女でもないくせに」と、奇問を発する...
吉川英治 「宮本武蔵」
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