...研究所の水槽には夾雑物が入り込むことがあります...
...レシピに書かれた材料には、夾雑物が含まれている場合があります...
...取引先から届いた製品に、夾雑物が混ざっていたのでクレームを入れた...
...夾雑物を除去するためには、特殊なフィルターを使う必要がある...
...健康に悪影響がある可能性のある夾雑物を取り除くために、正しい食品加工が重要です...
...そこには些の誇張も夾雑物もないものである...
淺野正恭 「小桜姫物語」
...そこには些の誇張も夾雑物もないものである...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...人間的誤謬(ごびゅう)の夾雑物(きょうざつぶつ)が少くない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...それでもその嬉しさには夾雑物(まざりもの)がないではなかった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...これほどたくさんの夾雑物(きょうざつぶつ)を投げ込んで...
谷譲次 「踊る地平線」
...ほかの夾雑物が多過ぎるのである...
十返肇 「日本推理小説の曲り角」
...或るものは意識的に哲学的な夾雑物を斥けようとするのであるが(「本来あった通り」を記述する――L・ランケ...
戸坂潤 「科学論」
...眼の映像を夾雑物なく鮮明に浮き出させるのは...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...なお夾雑物を除去すれば...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...生活の残渣(ざんさ)や夾雑物(きょうざつぶつ)を掃出して呉れる何かが起るに違いないという欣(よろこ)ばしい予感に...
中島敦 「光と風と夢」
...色々な夾雑物(きょうざつぶつ)ばかりのもので...
林芙美子 「新版 放浪記」
...むしろ彼らはそうした風趣をば無用の夾雑物(きょうざつぶつ)と非し...
正岡容 「我が圓朝研究」
...これによって特殊的な対象における類似の要素は他のすべての類似ならぬ要素の夾雑物から解き離されて純粋にそれだけとして抽出される...
三木清 「哲学入門」
...私たちは斯くの如く夾雑物のない心で歴史の正当な進展とそこに結びつけられている自分たちの生活を愛し...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その条件としての私の夾雑物への目のつけかたというようなものとむすびついていると思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...約束したように無用の夾雑物が来て引っ著く...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...夾雑物のとり除かれた眼にいつもより深く真紀子が映るように感じた...
横光利一 「旅愁」
...なお時々夾雑物(きょうざつぶつ)を感じさせるとはいえ...
和辻哲郎 「『青丘雑記』を読む」
便利!手書き漢字入力検索