...二五 人一生所レ遭、有二險阻一、有二坦夷一、有二安流一、有二驚瀾一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...宛先 東京市麹町区三番町六四 第一福四萬館発信地 千葉県夷隅郡御宿 上野屋旅館雑誌ありがたう御座いました...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...それが東までまはつて盡きた處に佐渡の東岸の兩津港――夷と湊との二つの町の合併した町――が見えます...
江南文三 「佐渡が島から」
...まします若夷(わかえびす)...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「夷官の来たり居るや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...次第によらば攘夷(じょうい)のさきがけのためとて...
中里介山 「大菩薩峠」
...征夷大将軍の威力も明らかに落ち目で...
中里介山 「大菩薩峠」
...前に挙げたように、甲の類は榎の木の「エ」、蝦夷の「エ」、物を得るの「エ」であり、乙の類は、枝の「エ」、中大兄の「エ」、笛の「エ」、吉野の「エ」、その他にも沢山ありますが、榎の木の「エ」は甲の類の「エ」で、甲の類の字を使って、乙の類の字を使ったものはない...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...鎖国攘夷(じょうい)などとやかましく言いし者もありしかども...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...緒方先生の急病村田蔵六の変態所で京都の方では愈(いよい)よ五月十日(文久三年)が攘夷の期限だと云う...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...街道に出た邦夷らは...
本庄陸男 「石狩川」
...夷狄なんするものぞと高吟するような態度は...
山本周五郎 「新潮記」
...国の隅々からわきたつ「尊王攘夷(そんのうじょうい)」の声は...
山本周五郎 「日本婦道記」
...然りといえど、今、兵力を分けて、夷陵へかかれば、敵は南郡の城を出て、わが軍を挟撃して来ましょう」呂蒙(りょもう)がそれにつづいて、こう意見を吐いた...
吉川英治 「三国志」
...「胡夷(えびす)の兵め...
吉川英治 「三国志」
...胡夷の勢をよく馴致(じゅんち)するときは...
吉川英治 「三国志」
...そういう未開の夷族(いぞく)をして...
吉川英治 「三国志」
...宮は征夷府大将軍として馬上兵甲のあいだに伍(ご)し...
吉川英治 「私本太平記」
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