...この湖州大久保余所五郎(おほくぼよそごらう)なるものは征夷大将軍徳川家康と処世訓の長短を比べてゐる...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...ひょろひょろの夷希薇(いきび)の君に事問へど更にわからず...
石川啄木 「詩」
...諸の山と崗とは夷(たいら)げられ...
内村鑑三 「聖書の読方」
...そして、京へ行って、尊王、倒幕、開国、攘夷、と、いろいろのことを聞きもし、見もしたが、何んの、浪人共の苦しまぎれ、金儲け、と、考えていた...
直木三十五 「南国太平記」
...征夷大将軍の城内をおかしたとは思われない...
中里介山 「大菩薩峠」
...御前(おまへ)の樣(やう)な夷狄(いてき)は東京(とうきやう)にや調和(てうわ)しないから早(はや)く歸(かへ)れつたら...
夏目漱石 「門」
...政府が鎖国攘夷の主義であるから之(これ)を嫌うたのだ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...なかなか現在の邦夷自身に合致しないのである...
本庄陸男 「石狩川」
...首をふり動かして邦夷に云った...
本庄陸男 「石狩川」
...棄てて蝦夷地にはしる...
本庄陸男 「石狩川」
...「いや」と邦夷はそれを遮(さえぎ)った...
本庄陸男 「石狩川」
...同じく皇室御先祖の連枝(れんし)ながらさまで大義に触れざる夷子(えびす)社や山の神を手近く引くほどの準備は縦(ゆる)し置かれたきことなり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...昨年幕府発表の攘夷期五月十日も明らかに空手形に終るは定(じょう)だし...
三好十郎 「斬られの仙太」
...而るに伯夷・叔齊は...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...此れ伯夷が其の好む所に從ひて餓死すれども悔いざる所以にして...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...千葉県夷隅(いすみ)郡千町村小高)中国地方でも...
柳田國男 「日本の伝説」
...水戸といえばいま攘夷論の本陣として誰知らぬ者もない...
山本周五郎 「新潮記」
...蝦夷(えびす)の娘と...
吉川英治 「平の将門」
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