... 蚊にこまる蚊もまたこまる団扇(うちわ)かな 失名誰の句とは知らねど俗間に伝称する句なり...
正岡子規 「俳諧大要」
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正岡子規 「古池の句の弁」
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正岡子規 「古池の句の弁」
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正岡子規 「古池の句の弁」
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正岡子規 「古池の句の弁」
...元禄頃の句に宝引(ほうびき)のしだれ柳や君が袖 失名とあるは親が縄を持ちながら胴ふぐりを見せじとその手を袖の中に引つこめたる処を形容したるにや...
正岡子規 「墨汁一滴」
...二日灸(ふつかきゅう)和尚固(もと)より灸の得手 碧梧桐草餅や子を世話になる人のもと 挿雲手料理の大きなる皿や洗ひ鯉 失名など月並調に近きやう覚ゆ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...「それを持って筥崎宮の二番目の中の鳥居の傍(そば)に在る何某(失名)という茶屋に行って...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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