...非常に有名なスキー場へ来たお金持らしい夫婦づれ...
石川欣一 「山を思う」
...僕よりも一と足さきであつた中年の夫婦づれは...
岩野泡鳴 「鹽原日記」
...「夫婦づれで自動車で通う学生あったらおかしいやないか」いいましたら...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...夫婦づれで編笠(あみがさ)をかぶって脚絆(きゃはん)をつけて歩いて行くホウカイ節(ぶし)...
田山花袋 「田舎教師」
...私たちは夫婦づれで赤ん坊を引きとりに出かけた...
壺井栄 「一つ身の着物」
...銭形の親分が夫婦づれで来ても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...若い夫婦づれや、學生の一組や、子供をつれた母親やが、あちこちの卓に坐つて、彼等自身の家庭のことや、生活のことやを話して居た...
萩原朔太郎 「宿命」
...三番目はドイツ人の若い夫婦づれ...
堀辰雄 「エトランジェ」
...このへんのものらしい中年の夫婦づれで...
堀辰雄 「辛夷の花」
...このへんのものらしい中年の夫婦づれで...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...或(あるひ)は夫婦づれの...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...アンナ・リヴォーヴナ夫婦と夫婦づれの客が...
「赤い貨車」
...なかに子持ちの夫婦づれも二た組いて...
山本周五郎 「雨あがる」
...その中に夫婦づれの飴(あめ)売りがいて...
山本周五郎 「さぶ」
...夫婦づれで海岸から村の中を散歩してまわった...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...彼は幾組もの若い夫婦づれと行き合つた...
横光利一 「悲しみの代價」
...夫婦づれで乳母車を押して来るのもある...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...夫婦づれの画家や姉妹を伴(つ)れた詩人達も居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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