...それには曾太師を召して国計を決すとしてあった...
田中貢太郎 「続黄梁」
...恩師六平太師をただ葵上と道成寺を舞うために生まれて来た人である...
夢野久作 「道成寺不見記」
...いよいよ太師のため...
吉川英治 「三国志」
...「太師、ちとこちらで、ご少憩あそばしては」王允は誘った...
吉川英治 「三国志」
...「太師には、昨夜、よほどお寝みがおそかったとみえますな」「ええ、王允の邸へ、饗宴に招かれて、だいぶごきげんでお帰りでしたからね」「非常な美姫(びき)をお伴(つ)れになったそうですな」「や、将軍もそれを、もうご存じですか」「ムム、王允の家の貂蝉(ちょうせん)といえば有名な美人だから」「それですよ、太師のお目ざめが遅いわけは...
吉川英治 「三国志」
...太師でもできるものか...
吉川英治 「三国志」
...董(とう)太師が...
吉川英治 「三国志」
...――今、てまえが後園に人声がするので、何事かと出てみると、呂布が、太師狂乱して、罪もなきそれがしを、お手討になさると追いかけて参るゆえ、何とぞ、助け賜われとのこと、驚いて、馳けつけて来たわけですが」「何を、ばかな...
吉川英治 「三国志」
...太師にも少し落着いて下さい」李儒は...
吉川英治 「三国志」
...太師のお体を突き倒し...
吉川英治 「三国志」
...天(てんぴょう)一董太師(とうたいし)...
吉川英治 「三国志」
...すでに太師の通過と聞えたので...
吉川英治 「三国志」
...そうでしたか」「董太師(とうたいし)が塢へお還りと聞いたので...
吉川英治 「三国志」
...折角、将軍の室へ娶(めと)っていただこうと思ったわが養女(むすめ)を、董太師に汚され、あなたに対しては、義を欠いている...
吉川英治 「三国志」
...お咎めもありますまい」「そしてどういうのか」「天子のおことばとして――朕(ちん)病弱のため帝位を董太師に譲るべしと...
吉川英治 「三国志」
...太師が、帝位に即(つ)き給うので、旧(ふる)きを捨て新しきに代る吉兆です」「なるほど...
吉川英治 「三国志」
...董太師が討たれたりと聞くや否...
吉川英治 「三国志」
...塢には、郭(かくし)、張済(ちょうさい)、李(りかく)などの大将が一万余の兵を擁して、留守を護っていたが、「董太師には、禁廷において、無残な最期を遂げられた」との飛報を聞くと、愕然、騒ぎだして、都の討手が着かないうちに、総勢、涼州(りょうしゅう)方面へ落ちてしまった...
吉川英治 「三国志」
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