例文・使い方一覧でみる「厄介払い」の意味


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...私たちにとうとう船長を厄介払いしてくれたあの不可思議な出来事の最初の事件が起ったのである...   私たちにとうとう船長を厄介払いしてくれたあの不可思議な出来事の最初の事件が起ったのであるの読み方
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」

...船長に関することをすっかり厄介払いしたという訳ではないのであるが...   船長に関することをすっかり厄介払いしたという訳ではないのであるがの読み方
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」

...あいつらを厄介払いしてしまえば...   あいつらを厄介払いしてしまえばの読み方
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」

...話がそうと決定してからはいかにも厄介払いをしたと云う態度で...   話がそうと決定してからはいかにも厄介払いをしたと云う態度での読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...ところで厄介払いをするとなりゃ造作はない...   ところで厄介払いをするとなりゃ造作はないの読み方
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」

...厄介払いさせてやるからな...   厄介払いさせてやるからなの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」

...厄介払いをする気で九州なんかへ追いやるのだと思ってるのでしょう...   厄介払いをする気で九州なんかへ追いやるのだと思ってるのでしょうの読み方
豊島与志雄 「野ざらし」

...末のふたりの児をどうして厄介払いしたか...   末のふたりの児をどうして厄介払いしたかの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...手紙は渡したというよりもむしろ厄介払いをしたのだった...   手紙は渡したというよりもむしろ厄介払いをしたのだったの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...その五億を喜んで溝(どぶ)の中に厄介払いしている...   その五億を喜んで溝の中に厄介払いしているの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...厄介払いをしたつもりで、兵馬は息をついたが、この厄介払いで、ここまで見込まれた以上は、これから以後のことが想われる...   厄介払いをしたつもりで、兵馬は息をついたが、この厄介払いで、ここまで見込まれた以上は、これから以後のことが想われるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ようやく六十人ばかりの人間を厄介払いをしたところへ...   ようやく六十人ばかりの人間を厄介払いをしたところへの読み方
久生十蘭 「海難記」

...筏から厄介払いをするという規定をサヴィニがつくり...   筏から厄介払いをするという規定をサヴィニがつくりの読み方
久生十蘭 「海難記」

...衰弱して生きられそうもないものは厄介払いをするという規定をつくって全員に公示した...   衰弱して生きられそうもないものは厄介払いをするという規定をつくって全員に公示したの読み方
久生十蘭 「ノア」

...ええ厄介払いが出来たと思うとったのに...   ええ厄介払いが出来たと思うとったのにの読み方
火野葦平 「花と龍」

...それを厄介払いをするのにちょうどいい口実と喜んで考えはしまいか...   それを厄介払いをするのにちょうどいい口実と喜んで考えはしまいかの読み方
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」

...まずその恐ろしい男を厄介払いしましょう...   まずその恐ろしい男を厄介払いしましょうの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」

...「だいたいそういうわけなのです」泰三は密談を終ってちょっと笑った、「――殿としては立場もあり、あれだけ頭脳(あたま)のよい方ですから、事を荒立てずにおさめたいと思われたわけでしょう、私としても宜しいというわけです、厄介払い、笑うなら笑えという気持です」「――そう、うむ、まあそこは、あれだからともかくもまあ、……やるがいいだろう」満信城代は深慮遠謀といったふうに、しかし温厚に微笑して、ではこれでと、引見の終ったことを手振りで示した...   「だいたいそういうわけなのです」泰三は密談を終ってちょっと笑った、「――殿としては立場もあり、あれだけ頭脳のよい方ですから、事を荒立てずにおさめたいと思われたわけでしょう、私としても宜しいというわけです、厄介払い、笑うなら笑えという気持です」「――そう、うむ、まあそこは、あれだからともかくもまあ、……やるがいいだろう」満信城代は深慮遠謀といったふうに、しかし温厚に微笑して、ではこれでと、引見の終ったことを手振りで示したの読み方
山本周五郎 「思い違い物語」

「厄介払い」の書き方・書き順

いろんなフォントで「厄介払い」


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