...ホーキンズ! こいつはまたゴア(註四五)の港の外でインド太守の船に乗込みのあった時にもいたんだよ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...若狭の太守武田どのには実のいもうと御がかたづいていらっしゃいましたのに...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...彼女が如何那(どんな)に勇ましい婦人であるか太守もわかるに違いありません...
宮本百合子訳 「二つの短い話」
...ポルトガルの太守が何の理由もなく彼がマラッカにおいて有する職権を奪い...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...太守の部下たる捕吏や役人などを殺傷したが...
吉川英治 「三国志」
...定州の太守は、「すわ、大事」と、勅使の名におそれ、また、督郵の詭弁(きべん)にも、うまく乗せられて、八方へ物見を走らせ、玄徳たちの落ちていった先を探させた...
吉川英治 「三国志」
...その首を刎(は)ねん――と太守へ申し出た...
吉川英治 「三国志」
...太守陶謙は、手をとらんばかり玄徳を迎え、「今の世にも、貴君のごとき義人があったか」と、涙をたたえた...
吉川英治 「三国志」
...太守劉表(りゅうひょう)は...
吉川英治 「三国志」
...せめて旧領の安泰を縋(すが)ろうではないか」太守の趙範(ちょうはん)は...
吉川英治 「三国志」
...太守には夜陰を待って...
吉川英治 「三国志」
...太守劉璋を中心に...
吉川英治 「三国志」
...そして南安の太守楊陵と会談した...
吉川英治 「三国志」
...いちばい美(よ)い」「太守」「なんだ」「芸能の徒は...
吉川英治 「私本太平記」
...上杉家の太守とも同等の権をもって危急を謀(はか)るべしと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...太守の後を追った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...綱条の室までお越し遊ばしませぬか」太守(たいしゅ)自身が案内に立つ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...太守も奥方も侍女も...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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