...これはお君のもとの太夫元...
中里介山 「大菩薩峠」
...記念の意味で太夫元(たゆうもと)にくれたものであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただいま太夫元さんのおっしゃる通り...
中里介山 「大菩薩峠」
...太夫元さんの方も...
中里介山 「大菩薩峠」
...太夫元に木戸を閉めさせ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...四「誰も外へ出た者はあるめえな」「ヘエ」太夫元の藤六は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...太夫元も見て見ぬ振りをし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それは太夫元がふと恐しい密謀を洩れ聞いたので...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...役者で駈落ちしたようなものはいなかったか」「ご承知のように、ゆうべは、三座の新狂言名題読(しんきょうげんなだいよ)みの日で、猿若町は上方(かみがた)役者の乗りこみで、夜っぴてひっくりかえるような騒ぎ、市村座でも、太夫元から役者、狂言方、下廻りまで全部三階にあつまって寄始(よりはじ)めの酒宴(さかもり)をしておりましたが、ひとりも欠けたものがございませんでした...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...彼らは今度の太夫元の見かけのいかめしいにもかかわらず...
正岡容 「寄席」
...その太夫元というのは名前だけで...
吉川英治 「江戸三国志」
...そこへ太夫元や何やかが見舞に来る...
吉川英治 「江戸三国志」
...先生」「太夫元の先生」「曲独楽(きょくごま)の小屋にいる易者の先生」「先生ッてば」「寄ってらッしゃいよ」鬼灯(ほおずき)を舌に浮かせてさえずりました...
吉川英治 「江戸三国志」
...太夫元にもきっぱりと断っておくれ――...
吉川英治 「江戸三国志」
...町内の会所へ届け出るやら太夫元が来るやら...
吉川英治 「江戸三国志」
...――ゆうべの騒動で太夫元の白玉喬(はくぎょくきょう)は片腕を折ッぴしょられ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...白玉喬が来やがった」太夫元の白玉喬は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...太夫元の白玉喬は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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