...二階には天産物の博物館があったが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...天産物が豊富であるにかかわらず...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...沿岸無量ノ天産ヲ復活スル其四ナリ...
田中正造 「直訴状」
...天産に衣食するが爲め經濟其他法律上權利の研究と云ふことの乏しい人民であるから自由自在になる...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...然かも父祖の遺業に安居して天産に衣食せる人民は悠々として世故に迂なるを以て四年の水害に苦しみ四年の凶斂に悩み...
田中正造 「非常歎願書」
...天産物に乏しいこの国の福利を計る方法は無い...
直木三十五 「南国太平記」
...「それでも、この辺の海上は至極無事なのです、天候はいずれの海上へ行っても予想はできませんが、地理と人情はたいていわかります、この辺には、人を食う種族の住む島はなく、人の船を襲うて荷を奪う海賊というものも、あまり現われないのです、支那の近海とは違って、亜米利加(アメリカ)へ近づくほど海賊が少ないのです、土地が豊かで、天産物が多く、そうして、人間の数が少なければ、人は人の物を奪わずとも、天与の物資そのものを目的とします...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は一度右の帝室博物館の天産部に兼勤していたことがあった...
牧野富太郎 「寒桜の話」
...では近代学者が不案内にも強いて妄りにこれをそうした訳はどうかとたずねてみれば、それは初め先ず明治三年(1870)出版の博物館、天産部、植物類の『博物館列品目録』に「サルヲガセ、松蘿(ショウラ)Usnea longissimaAch.」と出ている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...」碓氷峠の天産植物に言及してゐるのは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...雀に因(ちな)んだ名が多い(『新潟県天産誌』)...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...隣の越後でもまたショウビンはキョロロまたナンバン鳥とも称し(『新潟県天産誌』)...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...この天産と地の理が強いだけなのだ』と...
吉川英治 「篝火の女」
...気温は高く天産は豊饒(ほうじょう)で...
吉川英治 「三国志」
...その天産と広い沃地へわかれて...
吉川英治 「三国志」
...木材などの天産豊かであり...
吉川英治 「三国志」
...わが蜀の天産塩と鉄とは...
吉川英治 「三国志」
...伊豆は天産物の豊かな上によく細かな所にまで気をつけて人々がその徳を獲ようとする...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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