...表面には「駒込西片町(にしかたまち)十番地いノ十六 寺田寅彦殿上根岸(かみねぎし)八十二 正岡常規(つねのり)」とあり...
寺田寅彦 「子規自筆の根岸地図」
...不折の家は二つ並んだ袋町(ふくろまち)の一方のいちばん奥にあって「上根岸四十番不折」としてある...
寺田寅彦 「子規自筆の根岸地図」
...先生の紹介をもらって上根岸鶯横町(かみねぎしうぐいすよこちょう)に病床の正岡子規子をたずねた...
寺田寅彦 「夏目漱石先生の追憶」
...館の裏手へ廻ると坂の上に三十くらいの女と十歳くらいの女の子とが枯枝を拾うていたからこれに上根岸(かみねぎし)までの道を聞いたら丁寧(ていねい)に教えてくれた...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...一つの根本的原因が更により以上根本的なやつを引きだしてくる...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...聖道門(しょうどうもん)の修業は正像の時の教えであるが故に上根上智のものでなければ称することは出来ない...
中里介山 「法然行伝」
...上根岸から御徒士町へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そこへ投(ほう)り込んで上根岸へ飛んで帰り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上根岸の源三郎店(だな)に居る...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次はそれでも念の爲に上根岸まで伸(の)して見ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八上根岸の喜六の葬式へ行つて居た古道具屋の與次郎は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上根岸から日本橋まで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上根岸の寮で、元吉原(なか)で鳴らした、薄雲花魁(おいらん)が害(や)られたんで」独り言ともなく、聞えよがしに言うガラッ八の調子に、「何だと八...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三輪の万七を誘って上根岸の寮へ向います...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上根岸簑と笠とで名が高し夜刃郎船橋へ唐までとゞく棒を立て同余丁町がちやり/\と二人降り同第一句は子規庵小景...
正岡容 「大正東京錦絵」
...明治二十九年七月一日東京上根岸僑居に於て...
正岡子規 「東西南北序」
...郡上根といふ小さな峠を越す...
吉江喬松 「山岳美觀」
...これ以上根ほり葉ほりは...
吉川英治 「私本太平記」
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