...演技のほうで天才的な才能を発揮するのかも知れない...
太宰治 「正義と微笑」
...「岩流」を開く事を許されたのが十六歳というからその天才的な練達...
直木三十五 「巌流島」
...その驚くべき天才的な智慧(ちえ)については案外知らないようである...
中島敦 「悟浄歎異」
...早耳では天才的なガラッ八の八五郎を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...音曲もいける天才的な道樂指南番で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そして彼は若い娘達が天才的ないたずらっ子振りを見せながら...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...トルケマダ(天才的な拷問の方法を案出した西班牙の宗教裁判判事)やアルベ(和蘭の叛乱者裁判で前例のない残酷な処刑を行なった)も及ばないような完璧さを示している...
久生十蘭 「新西遊記」
...ほとんど天才的な着想によって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...決してピエール・キュリーのような天才的な...
宮本百合子 「キュリー夫人の命の焔」
...戦術にかけては天才的な騎兵が中心となってこしらえたものだ...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...有識者はこの天才的な美しい小皇子を見て...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その天才的な琴の音をも現実の世のものでないと評し合った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...支那(しな)でもここでも源氏の君のようなすぐれた天才的な方には必ずある災厄なのだ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...天才的な平凡児として持って生まれた天性を...
夢野久作 「近世快人伝」
...貴方は天才的な探偵作家ですから普通の人だったら夢にも想像出来ない事をフンダンに考えまわしておられる方です...
夢野久作 「二重心臓」
...たしかに天才的なところがあって...
横光利一 「夜の靴」
...三ツ子の魂剛毅(ごうき)で天才的な少年武蔵は...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...彼には七里ひと跳びの長靴があり、牡牛(おうし)のような頸(くび)、天才的な額、船の竜骨のような腹があり、セルロイドの翅(はね)と悪鬼のような角があり、そして後ろには大きな軍刀を吊(つる)している...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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