...「大鼓」を叩いて、お祭りのパレードに参加した...
...太鼓台に舞台を設置し、大鼓を前面に配置した...
...大鼓の音色が広場に響き渡り、雰囲気が盛り上がった...
...柔らかい打面を持つ大鼓が、軽やかな音を奏でた...
...大鼓の音色を聴きながら、心が落ち着く...
...こんな赤い大鼓をかついでお宮まいりだなんて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...徹夜不眠・ほつと夜明けの風鈴が鳴りだしたずつと青葉の暮れかゝる街の灯ともる・遠く人のこひしうて夜蝉の鳴く・踊大鼓も澄んでくる月のまんまるな・月のあかるさがうらもおもてもきりぎりす・月あかりが日のいろに蝉やきりぎりすや米田雄郎氏に...
種田山頭火 「其中日記」
...よい月夜であつた、踊大鼓が聞える...
種田山頭火 「其中日記」
...それから護国神社の大鼓が鳴つた...
種田山頭火 「松山日記」
...もう護国神社の大鼓が鳴りだしたので起きた...
種田山頭火 「松山日記」
...未明地震、眼が覚めたのですぐ起きる、東雲神社の大鼓、それから護国神社の大鼓...
種田山頭火 「松山日記」
...それから楽屋でシラベがきこえ、それがすむと片幕で、笛方、小鼓方、大鼓方、と程よい間をおいて橋懸をしづしづと登場する...
中勘助 「能の見はじめ」
...小鼓と大鼓は床几にかかり...
野口米次郎 「能楽論」
...幟(のぼり)を立てたり大鼓(たいこ)を叩いたり御神酒(おみき)を上げてワイ/\して居るから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...太鼓、笛、小鼓、大鼓、そして唱歌者の五人である...
牧野信一 「熱い風」
...村上義清が常勝寺に寄附したと云ふ大鼓は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...借りた品物の中には切落の浅葱幕(あさぎまく)や下座の大大鼓などまで揃つてゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...藩邸で巳(み)の刻の大鼓(たいこ)が鳴る...
森鴎外 「渋江抽斎」
...貞固は巳の刻の大鼓を聞くと...
森鴎外 「渋江抽斎」
...井上善作 (ワキ)小出久太郎 (ワキツレ)諸岡勝兵衛 (大鼓)宮崎逸朔 (小鼓)上田勇太郎 (太鼓)国吉静衛 (笛)辻儀七 (間)野村久...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...大鼓(おおかわ)...
吉川英治 「江戸三国志」
...大鼓(おおかわ)や小鼓(こつづみ)の大らかな響きが流れて来る...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...神楽殿の大鼓(おおかわ)が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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