...この大頭で丈さんの同級の渡辺といふ...
安倍能成 「初旅の残像」
...俺の旦那が薩長の大頭(おほあたま)と御懇意なのを承知して...
内田魯庵 「犬物語」
...初めて今更の如く思案の大頭を驚嘆しても...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...堺がまさに半白ならんとするその大頭をふり立てて...
大杉栄 「獄中消息」
...印旛の蛇の大頭より體の上部へかけてひろく見わたさる...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...小生ただ今向鉢巻大頭痛にて大傑作製造中に候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...今あの治兵衛だの小春だのを使った大頭株(おおあたまかぶ)の人形使いがいなくなったら...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...毎年暮になると大頭痛...
夏目漱石 「野分」
...蛸の大頭を目がけて短銃(ピストル)をポンポン打つんだが...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...金田の娘に艶書(えんしょ)を送ったんだ」「え? あの大頭がですか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...どうもあの大頭が...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...大頭に麦わら帽子(ぼうし)をかむり...
新美南吉 「小さい太郎の悲しみ」
...マリア・テレジアに「あのブロンドの大頭(おおあたま)」と指摘され...
野村胡堂 「楽聖物語」
...三五郎が大頭(おほがしら)の店を見舞ふやら...
樋口一葉 「たけくらべ」
...三五郎が大頭(おほがしら)の店を見舞ふやら...
樋口一葉 「たけくらべ」
...三五郎(らう)が大頭(おほがしら)の店(みせ)を見舞(みま)ふやら...
樋口一葉 「たけくらべ」
...久(ひさ)しくお役人(やくにん)の大頭(おほあたま)に加へられてゐて...
三島霜川 「平民の娘」
...胆大頭密(たんだいずみつ)に...
吉川英治 「三国志」
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