...札幌の人はあたりの大陸的な風物の静けさに圧せられて...
石川啄木 「初めて見たる小樽」
...支那人の大陸的な根気によって何回も何回も読みこなして...
石原莞爾 「最終戦争論」
...大陸的国民の天地開闢説をば...
高木敏雄 「比較神話学」
...大陸的国民の神話に見ゆる...
高木敏雄 「比較神話学」
...日本の気候には大陸的な要素と海洋的な要素が複雑に交錯しており...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...多くの他の大陸的国土の同尺度のそれと見比べてみてもこの特徴は想像するに難くない...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...大陸的な風采の男は...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...大陸的神経ということが云われる...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...これは大陸的神経などという吾々の概念からはみ出すところのものだ...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...大陸的な気候の特徴として...
中谷宇吉郎 「ウィネッカの秋」
...上古奈良朝時代の大陸的文化――それは唐を経てギリシアから伝来したものと言われてる――を...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...もっと大陸的な世界線の上に出てくるだろう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...大陸的な豊饒(ほうぜう)な男の性質に打たれて...
林芙美子 「浮雲」
...大陸的なそのヴァイオリンの音を聞いていると...
林芙美子 「新版 放浪記」
...どこか大陸的な骨っぽいところがあります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...ここにおいてか初めて大陸的気風を養成することができる...
柳田国男 「雪国の春」
...大陸的な気流の烈しい中に...
吉川英治 「三国志」
...大陸的な新浪漫主義を沁みこましてしまった(将軍BARでさえ農民と職工によって占領されてしまったのだ...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
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