...鎌倉時代には、「工部大輔」という地位が設けられ、天皇の下で全国の建築物の管理を行った...
...官も兵部大輔(ひやうぶのたいふ)より昇らなかつた...
芥川龍之介 「六の宮の姫君」
......
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...)金碗大輔(かなまりだいすけ)が八房(やつふさ)もろとも伏姫をも二つ玉で撃留(うちと)めたのはこの長物語の序開きをするセラエヴォの一発となってるが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...「田中兵部大輔(たいゆう)どのは憎いお人だ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...兵部大輔の家来の田中伝右衛門と云う者の手で捕えたと云う...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...そうして兵部大輔のことを相も変らず「田兵々々(たひょう/\)」と呼び捨てにした...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...これも時平の一味であった参議式部大輔菅根が五十三歳を以て卒した...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...式部大輔と称せられた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...山県兵部大輔の両名あてに発送した手紙は...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...今それらを列挙すると、『続後拾遺集』、『殷富門院大輔集』、『樗散集』、『道因法師集』、『寂然法師集』、『鎌倉大納言家五十番詩歌合』、『北院御室御集』、『伊勢大輔集』、『出羽弁集』、『康資王母集』、『四条宮主殿集』で、これらの多くは伝奏たる広橋家を通じての武家からの注文であった...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...以前の民部大輔、重能(しげよし)のことでございますが、先の築島崩壊の際の奉行であったがため、お咎めを受けたとのこと...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...王氏の兵部(ひょうぶ)大輔である人が父であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...困ってしまって上がったのでございます」微笑(ほほえみ)を見せながらそのあとを大輔は言わない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...かきつらね昔のことぞ思ほゆる雁はそのよの友ならねども民部大輔(みんぶたゆう)惟光(これみつ)...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...」松平民部大輔、名は昭武、前月二十四日に箱館の賊を討つことを命ぜられ、二十五日兄慶篤(よしあつ)の後を襲(つ)いで水戸藩主となつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「宇都宮治部大輔公綱(きんつな)でおざる...
吉川英治 「私本太平記」
...阿野ノ式部大輔(だゆう)公知(きんとも)という色の小じろい男がいる...
吉川英治 「私本太平記」
...治部大輔(じぶのたゆう)義元の存在も...
吉川英治 「新書太閤記」
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