...鎌倉時代には、「工部大輔」という地位が設けられ、天皇の下で全国の建築物の管理を行った...
...兵部大輔もさすがに昔のよしみを忘れず...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...また九鬼文部大輔にも面会してこの事を話して置いた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...別に徳川民部大輔(とくがわみんぶたいふ)は山高石見守(やまたかいわみのかみ)をお傅(もり)として...
中里介山 「大菩薩峠」
...越後国の高梨刑部大輔政盛が『古今集』を書いてもらって...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...式部大輔儀常々不行跡に付...
久生十蘭 「鈴木主水」
...中務大輔は俄(にわ)かに煩いついて亡き人の数に入った...
堀辰雄 「曠野」
...王氏の兵部(ひょうぶ)大輔である人が父であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...かきつらね昔のことぞ思ほゆる雁はそのよの友ならねども民部大輔(みんぶたゆう)惟光(これみつ)...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「大輔(たゆう)などの若いころの朋輩(ほうばい)は何のはなやかな恰好(かっこう)もしていませんのに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...」松平民部大輔、名は昭武、前月二十四日に箱館の賊を討つことを命ぜられ、二十五日兄慶篤(よしあつ)の後を襲(つ)いで水戸藩主となつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...天皇領の住人というので賜わった“治部大輔(じぶのたゆう)”も...
吉川英治 「私本太平記」
...治部大輔義元(じぶのたゆうよしもと)殿がお顔はよう見覚えておりまする...
吉川英治 「新書太閤記」
...その治部大輔義元には...
吉川英治 「新書太閤記」
...執事(しつじ)の上野中務大輔(なかつかさのたゆう)まで申し出た...
吉川英治 「新書太閤記」
...すでに上諏訪(かみすわ)から甲斐へ乱入――御被官(ごひかん)の一条右衛門大輔(だいすけ)どの...
吉川英治 「新書太閤記」
...池田惣三郎殿 同紀伊守殿 同三右衛門殿 堀久太郎殿惟任日向守(これとうひゅうがのかみ)殿 細川刑部大輔(ぎょうぶたゆう)殿 中川瀬兵衛殿 高山右近殿 安部仁右衛門殿 塩川伯耆守(ほうきのかみ)殿天正十年五月十九日信長判(はん)とある...
吉川英治 「新書太閤記」
...式部大輔正綱(しきぶだいふまさつな)どの...
吉川英治 「親鸞」
...細川兵部大輔藤孝(ひょうぶだいふふじたか)というお方だった...
吉川英治 「茶漬三略」
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