...この戦争の終わりには、元帥はすべて大軍団を率いた...
...敵国軍の大軍勢を目の当たりにして、兵士たちは畏服した...
...軍事上の「主帥」として、彼は大軍を指揮し、戦争に勝利した...
...二萬騎にあまる大軍が屯(たむろ)していた場所であるから...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...再びうるさい大軍となって飛来するのである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...雲霞(うんか)のごとき大軍をすら...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...「ろば追いどもが大軍を指揮するようなことがなくなるまで」という返答を得たのであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...見渡すかぎり溢れた大軍のその中に降り込む驟雨...
横光利一 「夜の靴」
...陣地に着いても四、五日ほどは、疲労しきっていて物の用に立ちますまい」「――が、いずれ敵は、長陣を覚悟のうえで、十重二十重(とえはたえ)にこの城をとり巻こう」「ですから、その用意の調わぬうち――また長途のつかれも癒(い)えぬうちに――それがしが部下の猛卒をひッさげて奇襲を行い、まず敵の出鼻に、大打撃を加え、しかるのち下城(かひじょう)の関羽と掎角(きかく)の形をとって、一縮一伸、呼応して敵に変化のいとまなからしめる時は、彼の大軍は、かえって、彼の弱点となり、やがて破綻(はたん)を来たすことは明らかではありませんか」張飛の言を聞いているとまったく陽気になってくる...
吉川英治 「三国志」
...すでに大軍を北にうごかしているからだ...
吉川英治 「三国志」
...夏侯惇(かこうじゅん)は十万の大軍を率いて...
吉川英治 「三国志」
...やがては曹仁自身が大軍をひきいて襲(よ)せてくるようになった...
吉川英治 「三国志」
...呉の大軍は蠅(はえ)か蛾(が)か...
吉川英治 「三国志」
...「敵は玄徳みずから大軍を指揮致し...
吉川英治 「三国志」
...後には魏の大軍がみちている...
吉川英治 「三国志」
...さりながら五路(ろ)の大軍をもって...
吉川英治 「三国志」
...中原(ちゅうげん)を指(さ)して一蜀(しょく)の大軍は...
吉川英治 「三国志」
...「都督様が大軍をひきいてこの西城をお攻めになろうとした時...
吉川英治 「三国志」
...大軍の魔のこだまが山谷(さんこく)にくり返された...
吉川英治 「私本太平記」
...そして全大軍をあげて...
吉川英治 「新書太閤記」
...またそれを囲む毛利の大軍にも...
吉川英治 「新書太閤記」
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