...評判の高い大賊である...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...評判の高い大賊(たいぞく)である...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...稀代(きだい)の大賊(たいぞく)になれるのです...
芥川龍之介 「報恩記」
...流石(さすが)は二十万円の宝石を狙う程の大賊...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...陸奥(みちのく)一円にかくれなき瀬越の何がしという大賊...
太宰治 「新釈諸国噺」
...三ヶ国(仏、白、英)の官憲は、この大賊を、遂にガンからブラッセルへ、ブラッセルからオランダへと追跡したのだった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...この物凄い大賊が...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...わしも以前に聞いたことがあるて」この言葉を聞くと大賊は興味を覚えて...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
......
正岡容 「大正東京錦絵」
...大賊のような自他にこだわらず...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...闇太郎懺悔(ざんげ)一冷え冷えと、胸の底に沁み入るような、晩秋の夜風が、しゅうしゅうと吹き抜いている、夜更けの町を、吉原冠(かぶ)り、みじん柄の素袷(すあわせ)、素足に麻裏(あさうら)を突っかけた若い男、弥蔵(やぞう)をこしらえて、意気なこえで、道のちまたの二もと柳風にふかれてどちらへなびこ思うとのごのかたへなびこぞなぞと、菅垣(すががき)を鼻うたにしながら、やって来たが、これが、常夜灯のおぼろかな光りに、横がおを照されたところで見ると、まぎれもない、大賊闇太郎だ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...いのちがけだったぜ――」大賊のひとみが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...小首をかしげるようにした大賊...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ドン!「何だ? 今時分?」大賊は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そして近来五六年はその周囲の山々に一大賊が手下を連れて出没し...
村山槐多 「殺人行者」
...さてはかの噂に聞いたる大賊の首領と云ふのは実は僕の常に慕つて居た昔の義兄弟であつたのか...
村山槐多 「殺人行者」
...大賊が刑せられる時...
森鴎外 「不苦心談」
...不逞(ふてい)な陰謀をいだいた大賊なりと公示するがいい」与力の役人は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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