...塩原古町(ふるまち)から一里ほど人里放れた山の中を行くと新湯(あらゆ)に出る...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...私は新湯の玄関に荷物を下させた...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...そして透きとほつた新湯(さらゆ)のなかで蛙(かはづ)のやうな恰好をして暖まつてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...宿は新湯の傍、なか/\よい、よいだけ客が多いのでうるさい...
種田山頭火 「行乞記」
...郁太郎を抱いて新湯を試みました...
中里介山 「大菩薩峠」
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