...楠(くすのき)二郎正秀と云う者が大覚寺統(だいかくじとう)の親王万寿寺宮(まんじゅじのみや)を奉(ほう)じて...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...ついに全く大覚寺統のおん末(すえ)の絶えさせられたのが長禄(ちょうろく)元年十二月であるから...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...後醍醐は、大覚寺統である...
吉川英治 「私本太平記」
...大覚寺統と世間がいった...
吉川英治 「私本太平記」
...帝位を離れた大覚寺統には党臣の拠(よ)る財源もない...
吉川英治 「私本太平記」
...大覚寺統にとっては...
吉川英治 「私本太平記」
...次には大覚寺統の後二条天皇へ御位を譲られた...
吉川英治 「私本太平記」
...大覚寺統の後宇多の御子(みこ)...
吉川英治 「私本太平記」
...持明院統には、後伏見、花園の二上皇があり、大覚寺統にも、後宇多、後二条の両院が在(いま)すといったふうに...
吉川英治 「私本太平記」
...としている後醍醐中心の“大覚寺統”一派にあるのみで...
吉川英治 「私本太平記」
...持明院統と、大覚寺統とは、帝位をはさんで、その臣下まで、真二つに対立し、百年、相容(あいい)れぬ間である...
吉川英治 「私本太平記」
...いわゆる大覚寺統の――後醍醐方の公卿と忌(い)まれて――逼塞(ひっそく)していた公卿ばらも...
吉川英治 「私本太平記」
...後醍醐の大覚寺統(だいかくじとう)の警戒の目がきびしく...
吉川英治 「私本太平記」
...大覚寺統の今上に忠誠をしめして佐渡ヶ島の配所で死んだ...
吉川英治 「私本太平記」
...大覚寺統の君がただしい皇統なら...
吉川英治 「私本太平記」
...相手は大覚寺統でもなし後醍醐でもない...
吉川英治 「私本太平記」
...また現朝廷の大覚寺統もひとつ皇統...
吉川英治 「私本太平記」
...大覚寺統――すなわち...
吉川英治 「私本太平記」
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