...これとほとんど同時代にまたアルハーゼン(Alhazen)が光学に関する大著述を出しているが...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...この大著の中で彼は我々の遊星系の安定を論じて次の結論を得ている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...『帝諡考(ていしこう)』の如き立派な大著を貢献されたのは鴎外の偉大な業績の一つである...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...此大著述も亦日本に幾何も存在しないだろうが...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...すべて大著述の特徴は論証的なるよりも暗示的(Suggestive)なるにある...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...将来の戦争と称する全部六巻の大著を物(もの)し...
大隈重信 「文明史上の一新紀元」
...凡上梓之書ハ不レ論三編輯之荒誕与二詞章之奇雋ト一只以二多鬻ヲ一為二大著述ト一奉シテ二其作者ヲ一為二揺銭樹翁ト一...
京山人百樹 「北越雪譜」
...翌九四年大著『全知識学の基礎』(Grundlage der gesamten Wissenschaftslehre, 1795)に著手した...
戸坂潤 「辞典」
...ライプニツがロックの『エッセイ』を逐条評論した大著『ヌーヴォ・ゼッセイ』は...
戸坂潤 「読書法」
...仏蘭西(フランス)にて夙(つと)に日本美術の大著を出版したるルイ・ゴンスはけだし泰西における北斎称賛者中の第一人者なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...何か大著述でもして家名を揚げなくてはならん...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...二十年前より企てていた「平戦法規論」(De Jure Belli ac Pacis)の大著述は公刊せられることになったのである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...第十八世紀以降の法学革命を百年以前に早くも予言したる大著述である...
穂積陳重 「法窓夜話」
...大学での責任仕事としてこの大著述に着手した...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...(略)彼は彼の大著を完成させようと努めました...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...あの男の書いた回想記は一の大著述であって...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...何れ大著が未来に約束されてゐると思ふが...
柳宗悦 「和紙十年」
...この大著作に対する反対論者の攻撃は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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