...大神宮に奉幣せんが為...
太宰治 「右大臣実朝」
...行き止まりに新築の大神宮の社(やしろ)がある...
寺田寅彦 「札幌まで」
...伊勢の大神宮に關係があるのぢやないかといふことを考へますと...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...崇神紀六十年に見えたる出雲大神宮の神寶を貢上せしめたること...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...大神宮様のお膝元(ひざもと)でございます」「そこで何をしていました」「あの……」お君がちょっと返事に困ったところへ...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたしも御参宮のことを知らないではないけれど」「大神宮様あっての伊勢でございますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...伊勢の国の大神宮へ参拝致した...
中里介山 「大菩薩峠」
...鹿島大神宮の事触れでござる...
中里介山 「大菩薩峠」
...さて鹿島大神宮の一年の御神事(ごしんじ)は...
中里介山 「大菩薩峠」
...神様でいえば伊勢の大神宮様と同じこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分はその伊勢の大神宮様のお膝元で生れたのだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...大神宮参拝の諸国人の群がる土地でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして今日(こんにち)なほ大神宮(だいじんぐう)はなんべん建(た)てかへても形(かたち)だけは昔(むかし)のまゝに...
濱田青陵 「博物館」
...それで、仲間と伯爵団の有志が会館へ集まっていろいろ相談した結果、このままでは、懲罰委員会というようなことにもなりかねないから、いっそ早く結婚させて、二人をフランスへでもやってしまえということになり、式は十一月二十五日、日比谷の大神宮、披露式は麻布の酒田の邸でダンス付の晩餐会、船は翌二十六日横浜出帆の仏国郵船アンドレ・ルボン号と、ばたばたときまってしまった...
久生十蘭 「予言」
...天照皇大神宮(あまてらすこうたいじんぐう)...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...詣熱田大神宮八剣宮...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そうして大神宮のお札(ふだ)売りか...
夢野久作 「暗黒公使」
...大神宮さまとは、どなたを祀(まつ)ったものであるか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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