...大神宮歳徳の神夷(えびす)おの/\餅花一枝(えだ)づゝ神棚へさゝぐ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...大神宮(だいじんぐう)にお仕えになっている...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...大神宮に奉幣せんが為...
太宰治 「右大臣実朝」
...昔から伊勢の大神宮と言へば一般の人民には參拜を許されてなかつたのであります...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...伊勢の大神宮にいろ/\差上げる貢物がだん/″\出來なくなつて來たのです...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...伊勢の大神宮に關係があるのぢやないかといふことを考へますと...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...それは伊勢の大神宮に即位後二十年大嘗會を行はせたまふことも出來ないと云ふことを謝せられた宣命であります...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...大神宮様が大和の国笠縫(かさぬい)の里からこの伊勢の国五十鈴川(いすずがわ)のほとりへおうつりになった時...
中里介山 「大菩薩峠」
...それだから提灯へおうつし申して御一緒に大神宮様を拝ませようという了簡(りょうけん)なんだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...伊勢の大神宮様の内苑は...
中里介山 「大菩薩峠」
...ことに伊勢大神宮(いせだいじんぐう)や出雲(いづも)の大社(たいしや)のような神社(じんじや)は...
濱田青陵 「博物館」
...」彼は、何故か、結婚の写真を写しそこなつた、父親が丈夫の時分で、大神宮の御前に、ひれ伏して、ちやんと当り前な結婚式を挙げた筈であつたが――...
牧野信一 「小川の流れ」
...伊勢の大神宮では今日でもヤマビワの木で錐の様にヒノキをもんで発火させ...
牧野富太郎 「植物記」
...大神宮の前に進(まい)りて得脱するはずだったに...
南方熊楠 「十二支考」
...伊勢大神宮に詣でて髪を束ねた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...宅から猛烈な催促の電話をうけて忙(あわ)てて帰って礼服を着て大神宮にまかり出た...
森於菟 「放心教授」
...飯倉(いいぐら)の大神宮さまだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そして伊勢大神宮の御厨(みくりや)の土地でもあった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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