...店の大看板は、遠くからでも目立つ...
...彼女はこの業界の大看板で、多くの人から尊敬されている...
...大看板の前で写真を撮ることができますか?...
...大看板が壊れてしまったので、修理に出します...
...「陸軍御用達」と一間あまりの大看板...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...例の亜欧堂風の大看板を...
中里介山 「大菩薩峠」
...聞いたことのない大看板が...
中里介山 「大菩薩峠」
...大看板には「南洋軒力水(りきすい)」と筆太(ふでぶと)にしるしてある...
中里介山 「大菩薩峠」
...真打ちはその頃の大看板竹本京枝(きょうし)であった...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...鯨が潮を噴いている三間半の大看板をあげる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...「若松検番・春の温習会」――大看板をはじめ...
火野葦平 「花と龍」
...大看板は別として...
正岡容 「小説 圓朝」
...そのころチウチウ燕路といわれていた大看板の燕路さんがいつの間にか来ていて...
正岡容 「初看板」
...自分じゃすぐにも大看板(おおかんばん)になれる気で勉強をしていたんですが...
正岡容 「初看板」
...むやみに昔の大看板の名を襲(つ)いでみたとて...
正岡容 「初看板」
...いっぽうの大看板だった二代目古今亭今輔...
正岡容 「寄席」
...新内では女ながらも大看板なので...
正岡容 「寄席」
...大看板に表面の叩頭(こうとう)することくらいは忘れてはいなかった...
正岡容 「わが寄席青春録」
...一方の円朝と並んでの大看板...
山本笑月 「明治世相百話」
...粂八去った後の三崎座は、笑燕、錦糸が大看板、新升、力枝、紀久八その他の若手で奮闘、あるとき錦糸の亭主が挨拶に来ているとも知らず、皮肉屋の伊東橋塘「女役者は縁日の金魚さ、集まったところは綺麗だが、一疋(ぴき)ずつ選りだすと、鼻が曲っていたり、目玉が飛び出していたり、取るとこはないよ」に亭主苦い顔、しかし荒っぽい男役に扮して勇敢に活躍した女役者は、この一座を最後として、今はその面影も夢まぼろし...
山本笑月 「明治世相百話」
...当時小住はひと足先に大看板...
山本笑月 「明治世相百話」
...聖護院印可覚明」という大看板をかけた...
吉川英治 「剣難女難」
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