...「大目付」として江戸幕府の役職名を表す...
...「大目付けをする」という言葉で、監視や見張りをすることを表現する...
...」といったように、「大目付け」を「立派な」という意味で用いることがある...
...「大目付け」という言葉を引用して、格調の高いレストランやホテルなどの店名に使用されることがある...
...大目付始め御目付衆立ち合いの上で...
芥川龍之介 「忠義」
...与左衛門は以前は大目付とかを勤めたといってあるが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...何んのための大目付...
直木三十五 「南国太平記」
...大目付の耳に入れずに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大目付海塩忠左衛門殿御談被成候間...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...続いて大目付の沢田貞蔵が...
山本周五郎 「いさましい話」
...大目付から用人に抜擢(ばってき)されたので...
山本周五郎 「日本婦道記」
...大目付は大岡佐渡守...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...大体大目付の注文が無理と思うが」「ハハハ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...大目付では大層なお喜びで...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...お気に入らぬでのう」「大目付殿ジカに与九郎へ申渡されますか」「イヤ...
夢野久作 「名君忠之」
...「ホホオ……その十四になる小伜がのう……」大目付尾藤内記は紋服のまま...
夢野久作 「名君忠之」
...有難き仕合わせ……」大目付と淵老人が平伏したに連れて...
夢野久作 「名君忠之」
...大目付たちの歴々が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...その大きな後始末が残っている」「――で、大目付の役が、新たに設けられたわけですか」「外様(とざま)、譜代(ふだい)を問わず、諸侯の内秘や藩政の非点をつかんで、これを糺問(きゅうもん)に附し、移封、減地、或いは断絶などの――荒療治をやらねばならない当面の悪役が大目付じゃ...
吉川英治 「柳生月影抄」
...大目付を四年も勤めれば...
吉川英治 「柳生月影抄」
...大目付に就役以来の物ばかりが入れてあるので...
吉川英治 「柳生月影抄」
...姉妹(きょうだい)と大機は、主家の没落後、江戸へ流れて来て、大目付柳生家を、ふかく怨みに思っているところから、その報復を、永いあいだ心がけていたものだった...
吉川英治 「柳生月影抄」
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