...その十渋江氏の祖先は下野(しもつけ)の大田原(おおたわら)家の臣であった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...大田原政継(せいけい)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...辰勝の嫡子重光(ちょうこう)は家を継いで、大田原政増、清勝(せいしょう)に仕え、二男勝重(しょうちょう)は去って肥前(ひぜん)の大村(おおむら)家に仕え、三男辰盛(しんせい)は奥州(おうしゅう)の津軽家に仕え、四男勝郷(しょうきょう)は兵学者となった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...恐らくは下野国那須郡(なすごおり)大田原の城主たる宗家(そうか)ではなく...
森鴎外 「渋江抽斎」
...大田原家は素(もと)一万二千四百石であったのに...
森鴎外 「渋江抽斎」
...大田原頼母(たのも)家来用人(ようにん)八十石渋江官左衛門(かんざえもん)次男という名義で引き取った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...大田原の城下などを振り出しに奥州路から中仙道へ折れ...
吉川英治 「剣難女難」
...「どれ、そろそろ」と、腰を上げると、繭買(まゆかい)の銀六老人が、「今夜は、白河で」「いや、陽いッぱいに、大田原までは、のせるだろう」「ついでの事に、夜旅をかけてもいい...
吉川英治 「無宿人国記」
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