...同時にどこか大望(たいもう)に燃え立ったようなこの青年の活気は...
有島武郎 「或る女」
...余の如く大望を抱きて空しく土と化せしもの古来幾人かある...
高浜虚子 「子規居士と余」
...大望を抱いてゐるんだ...
太宰治 「津軽」
...しかも今夜ほど大望をいだいて...
中里介山 「大菩薩峠」
...さほどの大望を抱いて来たのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...かつて世界を鼓舞したあの大望の継承を知ってよろこぶ...
服部之総 「望郷」
...流行だいこんがパリの流行をリードしてやろうという大望をおこす...
久生十蘭 「だいこん」
...鶴見祐輔作・菊田脚色の「大望」第一夜...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一方ならぬ大望をいだいている男だと見える――それでこそ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あとからあとからヘマが出るものだ――大望といって...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...これは大望だ...
三好十郎 「俳優への手紙」
...兄の大望にとって...
吉川英治 「私本太平記」
...およそ大望のおん大事には...
吉川英治 「私本太平記」
...大望の一路をさまたげる難山となるかもしれない...
吉川英治 「私本太平記」
...胸には夢寐(むび)にも忘れぬ大望をおいていながら...
吉川英治 「私本太平記」
...大望を仕遂(しと)げて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...かの女の祈りとは正反対な大望をいだき...
吉川英治 「随筆 新平家」
...大望の手びきにあやつろうとする悪魔的な考えは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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