...」「大有り...
泉鏡花 「婦系図」
...思い思いの異装に趣向を凝らして開闢以来の大有頂天(だいうちょうてん)を極めた...
内田魯庵 「四十年前」
...「船乗りだったろうの方は反応大有りさ...
海野十三 「断層顔」
...そこんとこに……」「うン大有りだ...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...事業の方は、大有望さ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...當時の無任所公使たる都筑馨六氏は自ら内閣の最大有力者なる某伯を訪ふて政黨内閣の攻撃を試み...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...当時の無任所公使たる都筑馨六氏は自ら内閣の最大有力者なる某伯を訪ふて政党内閣の攻撃を試み...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...何物も民衆の広大有徳なる進化を乱すものなからんことを祈ったであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...大有りでさあ」「お前に……あの試合が?」「何も言わねえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...こっちに言い分が大有りさ...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんな人間らしい心があるのかなあ」「大有りですとさ...
中里介山 「大菩薩峠」
...「田辺なんてところに、何かいいものがあるのかい」「有るとも、大有りさ、一休和尚の寺がある」「一休! 一休と聞いちゃ、聞きのがせねえよ」と道庵が、いささかはずみました...
中里介山 「大菩薩峠」
...大有りだ」「伺いとうございますね」「言わん方がいいだろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...散ります」大有頂天の大はしゃぎ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...最大有力の御用向きかまたは用向きなるものに逢えば...
福沢諭吉 「教育の事」
...世界のあらゆる時代における大有徳者の事例がいつか普遍的事実となるとか想像することの...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...どうせ御用もないのでしょう」客「イイエ用事は大有りです...
村井弦斎 「食道楽」
...おもしろくないことでも」「大有りなんで...
吉川英治 「新・水滸伝」
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