...この本は大書もあるので、文字が小さいのが苦手な人には便利です...
...視力が悪くても、大書なら読みやすくなるでしょう...
...大書小説を読むのが好きです...
...子供用に大書絵本を買いました...
...大書字で書かれた看板を見かけました...
...それから最後に特筆大書(とくひつたいしょ)しておくべきは...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...原稿用紙の欄に「1」と大書した...
海野十三 「軍用鼠」
...私はこの貧しい手記の中に最も力をこめて特筆大書して置きたいような...
太宰治 「惜別」
...さらにベデカに特筆大書してある「最新流行」の産地たる散歩街や...
谷譲次 「踊る地平線」
...すなわち文学といわるる大書棚のうちに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...棧敷の一方には「飛入勝手次第」と大書した張札が下つてその傍には「飛入劍士席」としてある...
長塚節 「撃劍興行」
...ロマンチストの言葉―これでもか!―まだまだ……―これでもへこたれないか!―まだまだ……貧乏神がうなつて私の肩を叩いてゐるそこで笑つて私は質屋の門へ『弱き者よ汝の名は女なり』と大書した...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...殊に頭を丸剃りにして明治十三年頃新吉原を売り歩いた豊年糖売りがぶらさげた火の用心と大書した烟草(タバコ)入れを洋服の腰のポケットに挿して歩く...
南方熊楠 「十二支考」
...饑餓と大書してそびえ立っている...
宮本百合子 「歌声よ、おこれ」
...おかしな字で日本共産党と大書した板の看板がその入口の上にかかげられた...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...わが家として特筆大書すべきことがありました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...このとき表て座敷では――大書院から安芸が戻って来...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...安芸が大書院からさがって来...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...高氏は大書院へ通されていた...
吉川英治 「私本太平記」
...お出迎えに――と美濃(みの)衆はみな立ち払ったので、本堂、大書院、客殿は風の通るだけで、人影もなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...夕飯はほかの侍臣も交えて大書院でたべた...
吉川英治 「新書太閤記」
...お表の大書院へ通られました」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...四ツ辻の油障子に駕という大書の字が灯(ひ)に泛(う)いていた...
吉川英治 「松のや露八」
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