...この本は大書もあるので、文字が小さいのが苦手な人には便利です...
...視力が悪くても、大書なら読みやすくなるでしょう...
...大書小説を読むのが好きです...
...子供用に大書絵本を買いました...
...大書字で書かれた看板を見かけました...
...津軽の歴史に特筆大書すべき光栄ある記録とでも言はなければならなくなる...
太宰治 「津軽」
...第三に――これはぜひ特筆大書を要する――各国婦人の美点...
谷譲次 「踊る地平線」
...奥深い大書院の床の間にかゝっているのを見せられるが...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...今からでも大書店で十六ミリフィルムを売り出してもよくはないか...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...中に就き特筆大書すべきは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...大蔵大書記官尾崎某氏であって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...親の財産による」と大書してをくがいい...
直木三十五 「春夫偏見」
...「有田松太郎さん江」と大書し...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...表紙に拉甸(ラテン)語でVITA SEXUALISと大書した...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...このような寛仁大度の振舞いは必ず特筆大書されるであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「名前をつけて下さい(商品の民衆化)皆様の文化的要求に応じて新しく生れたこの紙に……」と大書して...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...若い女性の享楽気分ここで是非特筆大書しておかねばならぬ事は...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...趙雲と大書してある...
吉川英治 「三国志」
...お表の大書院へ通られました」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...信雄の意中はともかく、こう二人は、さすがに、使いとして、徳川家へ臨むのも、気まりが悪そうに、大書院の席に、ひどく萎縮(いしゅく)して、控えていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...すぐ、大書院へ」と、城主の前田秀継(ひでつぐ)以下が出迎えると、利家は、「いや、休息は、ここでする」と、濠ばたに駒つながせ、床几に倚(よ)って、城内へは入らなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...登州守備隊提轄(ていかつ)孫立と大書した旗じるしを作り...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ひろい大書院の中ほどに...
吉川英治 「親鸞」
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