...この本は大書もあるので、文字が小さいのが苦手な人には便利です...
...視力が悪くても、大書なら読みやすくなるでしょう...
...大書小説を読むのが好きです...
...子供用に大書絵本を買いました...
...大書字で書かれた看板を見かけました...
...私は東京に於る統計局の長をしている杉氏〔統計院大書記官杉亨二郎〕と知合になった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その表紙には「銀座に芽ぐむ」と大書せられてあった...
海野十三 「獏鸚」
...そらには風船と飛行機――日々かがみ(デエリイ・ミラア)・タイムス・毎日電報(テレグラフ)・急報(エキスプレス)なんかという新聞社の所属をつばさに大書した――が日光をさえぎり...
谷譲次 「踊る地平線」
...No Smoking とも大書してある...
谷譲次 「踊る地平線」
...奥深い大書院の床の間にかゝっているのを見せられるが...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...親の財産による」と大書してをくがいい...
直木三十五 「春夫偏見」
...右へ曲ると大書院...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...この事件中特筆大書すべき価値ありとて...
福田英子 「妾の半生涯」
...饑餓と大書してそびえ立っている...
宮本百合子 「歌声よ、おこれ」
...おかしな字で日本共産党と大書した板の看板がその入口の上にかかげられた...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...即ち二絶句を作りて其布に大書し之を返せり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...紺地に白で「バクさんおいで」と大書されたもので...
山之口貘 「沖縄帰郷始末記」
...大書院へ出ていた君侯の面(おもて)には...
吉川英治 「鬼」
...そしてふと軒に懸けてある古い板看板の――(家伝神効)玲珠膏と大書してある目薬のそれを仰ぐと...
吉川英治 「黒田如水」
...この大書院であったと想う...
吉川英治 「私本太平記」
...やがて会談となった大書院は...
吉川英治 「新書太閤記」
...小島若狭守男新五郎十八歳柳ヶ瀬表に不参たりといえども今日忠義を全うする也と大書して...
吉川英治 「新書太閤記」
...信雄の意中はともかく、こう二人は、さすがに、使いとして、徳川家へ臨むのも、気まりが悪そうに、大書院の席に、ひどく萎縮(いしゅく)して、控えていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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