...彼は神の大智を讃(たた)えつつヨブの誇(ほこり)を責めているのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...大智の人となりたりなどと...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...いったいここにいう大智とは...
高神覚昇 「般若心経講義」
...そのお祖師様やお祖師様を囲繞(いじょう)している大智識達の作ったこれらの句は...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...大智度論の言葉を引用すれば...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...やうやくにして大智禅師の墓所を訊ねあてる...
種田山頭火 「行乞記」
...民族の実際的大智が眼に映じなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...八宗兼學の大智識といふにしては...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...『大智度論』にはこの時太子の父母子を失って目を泣き潰したとあって...
南方熊楠 「十二支考」
...『大智度論』巻三を見るに僧を羞僧...
南方熊楠 「十二支考」
...竜樹菩薩の『大智度論』二三に問うて曰く...
南方熊楠 「十二支考」
...大智度論も二軒のを合せると全部になりそうなのですな...
森鴎外 「独身」
...いかにその知が自然の大智の前に力なきかを知るその知であろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...如何にその知が自然の大智の前に力なきかを知るその知であろう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...これは仏の大智に則(のっと)る者である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...大衆は大智識である...
吉川英治 「大岡越前」
...それの大将には大智院ノ宮...
吉川英治 「私本太平記」
...東寔愚堂国師、天正五年四月八日、濃州伊自良(いじら)に生れ、母は鷲見氏、大智寺の開祖、鷲見美濃守(すみみののかみ)が末孫といふ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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