...彼は大才晩成型で、若いころから注目されているわけではなかった...
...あなたも大才晩成に過ぎないのだから、焦らずに自分のペースで頑張りましょう...
...大才晩成の俳優が主演する新作ドラマが始まるそうだ...
...「大才晩成」とは、年をとってから実力や才能を発揮することを意味する言葉です...
...大才晩成の作家として知られる彼が、新作小説を発表すると話題になっている...
...また一種の大才略(さいりゃく)ある人辱(はじ)を忍(しの)びて事を為す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...大才之御許に相應之御昇進有之候樣...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...政治家たるの準備と素養あるもの果して幾人ぞ夫れ経国の大才は難し学堂亦嘗て此れに当るの実力を世間に示したることあらず故に世間唯だ彼れを大言壮語の虚才として...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ほとんど人間とは思えないこの大才...
中島敦 「弟子」
...その後グローチゥスの大才は...
穂積陳重 「法窓夜話」
...かつて先代林家正蔵(七代目)は圓朝門下の大才圓喬のこのくだりのあまりにも水際立っていた点を極力私にたたえて聞かせ...
正岡容 「我が圓朝研究」
...つまり天下の大才子は「貴郎(あなた)だわ...
正宗白鳥 「空想としての新婚旅行」
...彼をして福地源一郎氏の如く明治の大才子となりて浮名を流すに至らざらしめし所以也...
山路愛山 「明治文学史」
...政宗を評して「膽剛大才」といつたが...
吉川英治 「折々の記」
...その大才も伸べ終らずに果てゝゐる...
吉川英治 「折々の記」
...若くしてあの大才あの博識(はくしき)...
吉川英治 「黒田如水」
...丞相の大才は、とうていおわかりになるまい」「いやいや、僕の偏見よりは、かえって、中央の都府文化に心酔し、それを万能として、天下を見ている人の主観には、往々、病的な独善がある...
吉川英治 「三国志」
...もし呉を興すほどな真の大才にして野におるならば...
吉川英治 「三国志」
...自己の大才を歪(ゆが)め...
吉川英治 「三国志」
...大才の聞え夙(つと)にたかく...
吉川英治 「三国志」
...いわゆる玄徳が敬愛おかなかった大才というものはちょっとこの東洋の古今にかけても類のすくない良元帥(りょうげんすい)であったといえよう...
吉川英治 「三国志」
...孔明ほどな大才や機略にはとうてい及ばない自己であるを知りながらも...
吉川英治 「三国志」
...明察果断しかも気鋒俊英の大才物だ...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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