...ふと自分の大手柄を...
芥川龍之介 「犬と笛」
...○○湾付近で大手柄をたてるであろうところを想像して...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...大手柄だったね」これは三吉の地底機関車が東京百貨店跡から地上に顔を出したのであった...
海野十三 「地中魔」
...近頃で一番の大手柄だ」帆村は下から...
海野十三 「蠅男」
...大手柄だぞ」さてここに隠されていた鉱石は現れたが...
海野十三 「什器破壊業事件」
...ルパンだって? そいつは大手柄だ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...幼い将軍家をからくも御災厄からお救ひ申し上げたといふ大手柄もございましたさうで...
太宰治 「右大臣実朝」
...大手柄――」そういう七瀬の顔を...
直木三十五 「南国太平記」
...今夜こそ大手柄をして...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「燿ちゃん、大手柄だ、写真はみんな上出来だぞ、これさえあれば、銅板なんか重くて邪魔っけだ」卓(テーブル)の上――電灯の下に並べたのを見ると、燿子の手際にしては全く見事な出来で、六枚のうち、少くとも二枚は玄人(くろうと)が撮ったように鮮明です...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...いよいよ神隠しとでも思わなきゃア」大手柄に陶酔して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そんな事で判りゃ大手柄だ」「じゃ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大手柄ですよ」その晩ガラツ八の八五郎は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見付けさへすれば大手柄だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「そいつは大手柄だつたね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さも大手柄(おおてがら)の大発見をしたように...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...晩餐会の招待を受けたら大手柄とされ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...みな自分の所業(しわざ)だからはやく死罪にしてくれと泥を吐きおった」「それは貴公の大手柄だった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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