...案(あん)の定(じょう)大手柄を立てたことになった...
海野十三 「疑問の金塊」
...思い懸けない大手柄を樹(た)てた...
海野十三 「空襲葬送曲」
...あれほどの大手柄をたてた艦に...
海野十三 「太平洋雷撃戦隊」
...近頃で一番の大手柄だ」帆村は下から...
海野十三 「蠅男」
...大手柄(おおてがら)さて...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...これだけでも大手柄だが...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...「兄さんにしちゃ大手柄じゃないの...
太宰治 「薄明」
...今度だけは千に一度の大手柄だと思っております...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...大手柄――」そういう七瀬の顔を...
直木三十五 「南国太平記」
...今夜こそ大手柄をして...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...大手柄をして居たのですから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今年中の大手柄にしていると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...島吉兄哥は親分のお蔭で大手柄でしたよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「親分、大手柄だ、喜んで下さいよ、親分」「馬鹿だなア、大きな聲で、人聞きの惡い」「だつて、路地の花道はやけに長いぜ、これほどの大手柄(おほてがら)を默つて舞臺にかゝつちや勿體(もつたい)ない」「呆(あき)れた野郎だ、何處の猫の子が鼠を捕つたか知らねえが、大手柄が聞いて呆れるぜ」「さういつたものでもありませんよ、この八五郎の智惠と辯舌で、金次郎の繩を解いたんですぜ、親分」「フーム」「そいつは面白さうだ、八五郎兄哥の手柄話を聽いてやらうぢやないか」元町の文七は口を容(い)れます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その時の清吉の顏といふものは――」「それは大手柄だ」元町の文七は本當に嬉しさうでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何を見付けたんだ」「大手柄ですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「そいつは大手柄だつたね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「こいつは君の大手柄だな...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
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