...「派遣軍将兵に告ぐ」「戦陣訓」の重大意義もここにありと信ずる...
石原莞爾 「戦争史大観」
...意外また大意外の博士の話を聞いて...
海野十三 「火星兵団」
...シルレルの詩に、「地球の分配」という面白い一篇がありますが、その大意は、凡(およ)そ次のようなものであります...
太宰治 「心の王者」
...知能は別に何も学生の社会的な重大意義を条件づけるものではなかった...
戸坂潤 「技術の哲学」
...これが「翁の文」の大意であります...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...たとへ大意は同じでも...
内藤湖南 「支那目録學」
...大意左の如し...
永井荷風 「佛蘭西人の觀たる鴎外先生」
...何は扨置き普通の学識を得たる上は同時に経済法律の大意を知らしむること最も必要なる可し...
福沢諭吉 「新女大学」
...此大意を俗語にて言はゞ「難波の海に我(蟹自らいふ)が穴を造りて住んで居ると...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...馬琴の『烹雑記(にまぜのき)』の大意にいわく...
南方熊楠 「十二支考」
...篇末に特に大意を附す...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...【大意】夫れ學問をなすには...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...加藤弘之氏が「真政大意」を作りて人民参政の権利を以て自然の約束に出(い)でたりと論じ...
山路愛山 「明治文学史」
...――「神皇正統記」の筆者、北畠親房は、この状をみて、大意、こんな風に書いた...
吉川英治 「私本太平記」
...さきに、吉野朝廷からの、ご催促(さいそく)に接したとき、彼は密使の江戸忠重(ただしげ)に託して、大意、こういう御返書をさしあげてある――勅書、ならびに貴札(きさつ)、謹んで拝見いたしました...
吉川英治 「私本太平記」
...なんらそういう大意義がなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...大意をかえているわけではない...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...小生の手紙の大意は右のごときものであった...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
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