...果して大悦(おおよろこ)びだった...
海野十三 「大脳手術」
...工藤はとても大悦(おおよろこ)びであった...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...山と聳ゆる大悦(たいえつ)を...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...大悦びで日の暮れるのを待ちかねて牆の下へいった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...追々御安否御書送被下候はば大悦に存候...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...むこうにゆくと子供衆(しゅ)たちが大悦(よろこ)びで――なんていっている...
長谷川時雨 「明治座今昔」
...老人がそのとき大悦びで...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...それがぴッたり合(あ)つたので大悦(おほよろこ)び!愛(あい)ちやんは戸(と)を開(あ)けて...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...不埒千万にも神社を潰して大悦する神職は知らず...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...大悦(おほよろこ)びで手を叩いて...
宮原晃一郎 「鳩の鳴く時計」
...お父様は大悦(おほよろこ)びで「まあ...
宮原晃一郎 「ラマ塔の秘密」
...それについて私は先日のお礼に一度阿父様をここへお招き申して手料理を差上げたいと存じますがこんな家へでもおいで下さいましょうか」玉江嬢「それはモー大悦(おおよろこ)びで伺(うかが)います...
村井弦斎 「食道楽」
...きっと貴嬢(あなた)の事を申して遣(や)りましたから大悦(おおよろこ)びでどんな人だか早く顔が見たいと老人の気忙しく...
村井弦斎 「食道楽」
...僕の手紙が昨日(きのう)郷里の方へ着いた訳だが僕の両親は手紙を見ると大悦びで直ぐ出発(たっ)て来たと見えて今晩此方(こっち)へ着くという電報が来た」小山「そうかねそれは大層急だ...
村井弦斎 「食道楽」
...きっと満が大悦(おおよろこ)びだよ...
村井弦斎 「食道楽」
...扨御出立後火事沙汰等も無御坐第一之大悦に御坐候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...第一之大悦に御坐候」と云つたのは妙である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...もっと子どもが大悦(おおよろこ)びで引きうけた役目は鳥追(とりお)いで...
柳田国男 「こども風土記」
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