...嘗て突き拔いた瞬間の大悦をば知らなかつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...目的は銀座の縄張(なわばり)へ切りこんできたカンカン寅の一味に一(ひ)と泡(あわ)ふかせたかっただけさ」「それじゃ警視庁は大悦びだろう」「うん...
海野十三 「疑問の金塊」
...これには痣蟹就縛(しゅうばく)に大悦(おおよろこ)びだった雁金検事や大江山捜査課長をはじめ検察官一行は...
海野十三 「恐怖の口笛」
...果して大悦(おおよろこ)びだった...
海野十三 「大脳手術」
...工藤はとても大悦(おおよろこ)びであった...
海野十三 「未来の地下戦車長」
......
田中貢太郎 「海神に祈る」
...追々御安否御書送被下候はば大悦に存候...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...自分は村長の申し出を大悦びで歓迎した...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...あの仁は大悦びでこの物語を...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...義勇兵は大悦(おおよろこ)びで直(すぐ)に用意が出来た...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...聞いて人民大悦し...
南方熊楠 「十二支考」
...村民一同大悦しておのおの得意の手伝いをなし...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...そんな美聲を持ちながら今迄俺獨り浪語させたと憤る内にも大悦びで伴返り...
南方熊楠 「人柱の話」
...大悦(おほよろこ)びでした...
宮原晃一郎 「熊捕り競争」
...お登和さんのお料理ならどんなに出来ても大悦(おおよろこ)びで食べるよ」と頻(しきり)に今の言葉を後悔した様子...
村井弦斎 「食道楽」
...扨御出立後火事沙汰等も無御坐第一之大悦に御坐候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...みんな大悦(おおよろこ)びで...
柳田国男 「海上の道」
...それは大悦(おほよろこ)びでせうよ...
若松賤子 「黄金機会」
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