...「あれが大弐様(だいにさま)のお墓だよ」「そうでしたかね」「徳大寺様も来ていらっしゃる」九十五富士を拝み拝み...
中里介山 「大菩薩峠」
...資通大弐(だいに)...
南方熊楠 「十二支考」
...大弐への返答もまたそんなものであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今度大弐のほうから来た綾や薄物は他へ分けて贈った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...さっきの講演にしても……大弐どのは立派な経綸を吐いているのだろう...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...枝から雪塊(ゆきくれ)の落ちる音が聞える……しかし大弐には...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...大弐は裸になった櫟(くぬぎ)林の奥へ...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...七人はお家のために大弐を刺そうとして...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...津田どのは七人が大弐を刺そうとした事実から...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...土井(どい)さまと山口さまのお二人が」「二人がどうしたって」「大弐を斬るとおっしゃって出ていらっしゃいました」「桃井はどうした...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...まき立つ吹雪だけが空しい舞を舞っている……大弐がいるとすればあの望翠楼だ...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...大弐は笑って肯(うなず)かなかった...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...伊兵衛は大弐に呼び掛けようとした...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...大弐は東寿を促して闇のかなたへ去って行った...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...こんどは逆に大弐を護衛して行ったという...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...大弐どのを救うためにしたことだ...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...「宇治に在(おわ)す竹内式部(たけのうちしきぶ)先生!」「軍師(ぐんし)と仰ぎますつもり」「江戸表は山県大弐(やまがただいに)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...長沢町(ながさわちょう)の柳荘堂山県大弐(りゅうそうどうやまがただいに)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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