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饗庭篁村 「木曾道中記」
...伊勢(いせ)の大廟(たいびょう)を二十年ごとに再築するのは古(いにしえ)の儀式の今日なお行なわれている一例である...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...おのおの神馬砂金を伊勢の大廟に奉献せさせ...
太宰治 「右大臣実朝」
...伊勢大廟の尊き御嫡流の御方の御事は纔かに偲び奉るさへ...
太宰治 「右大臣実朝」
...伊勢大廟(いせたいびょう)の内宮領(ないぐうりょう)から外宮領(げくうりょう)に至る裏道に...
田中貢太郎 「狸と俳人」
...伊勢の大廟(たいびょう)から二見の浦...
田山花袋 「田舎教師」
...六尺の狭きもアドリエーナスの大廟(たいびょう)と異なる所あらず...
夏目漱石 「三四郎」
...以前ローマの大廟(カピトル)に窟居(くっきょ)して大地神女(ボナ・デア)を輔(たす)け人に益した神蛇も...
南方熊楠 「十二支考」
...伊勢の大廟よりはるかに多く...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...たとい誓言するにも至尊や大廟の御名を引かず...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...それよりも大廟(たいびょう)の伊勢というべきでありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...一つは地中海の文化の中心を造っているスフィンクスの白々しい微笑と簡素な伊勢大廟の鳥居とである...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
...大廟に参拝して来て感動を顕わすのを見るのは...
横光利一 「旅愁」
...彼を伴ったまま大廟の石段を上がられて行った...
吉川英治 「三国志」
...帝は、大廟に入ると、直ちに、功臣閣にのぼり、自ら香を焚(た)いて、その前に三礼された...
吉川英治 「三国志」
...大廟(たいびょう)に詣でられて...
吉川英治 「三国志」
...曳いて大廟(たいびょう)の祭壇に供えられるときは...
吉川英治 「三国志」
...伊勢の大廟に参詣し...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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