...描写は殆(ほとんど)谷崎潤一郎氏の大幅な所を思わせる程達者だ...
芥川龍之介 「江口渙氏の事」
...昼ながらも大幅な稲妻が...
芥川龍之介 「妖婆」
...暗(やみ)の中突貫(つきぬ)いて大幅な樹の枝が...
泉鏡花 「海異記」
...だんだらの綺麗な大幅な絹の布が...
鈴木三重吉 「桑の実」
...三羽が大幅な輪を描いて舞っていた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...そして大幅な輪をゑがいて城市の空高く舞ふその姿が...
薄田泣菫 「独楽園」
...三時間半ずつの大幅な緊急停電を...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...かかる大幅なので...
長谷川時雨 「「郭子儀」異變」
...柴田勢が大幅な潰乱(かいらん)状態となり終ったのはいうまでもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...拈華微笑(ねんげみしょう)的なふくみ笑(え)クボを大幅な顔にたたえるところ...
吉川英治 「随筆 新平家」
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