...彼は政府の大官だ...
...大官、お疲れ様です...
...大官のお言葉に従って行動します...
...大官が出席する会議は重要な意思決定の場である...
...大官のご尽力に敬意を表する...
...学識もあり、手腕もあり、情味の深い、立派な大官で、晋の政府のために、呉国の懐柔につくして功があつた...
會津八一 「一片の石」
...しばしば先進の大官から重要の椅子(いす)を薦(すす)められても決して肯(がえ)んじないで...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...一時(じ)の昂奮(こうふん)から要路の大官を狙ったりなどするのは...
大隈重信 「青年の天下」
...九日、己酉、天晴、広元朝臣奉行として、御教書を在京の御家人の中に送らる、相州、大官令連署し、又御判を載せらると云々、是在京の武士参向す可からず、関東に於ては、静謐せしめ畢んぬ、早く院御所を守護す可し、又謀叛の輩西海に廻るの由其聞有り、用意致す可きの由なり、宗として佐々木左衛門尉広綱に仰せらると云々、又和田平太胤長、配所陸奥国岩瀬郡鏡沼の南辺に於て誅せらる...
太宰治 「右大臣実朝」
...下吏となって長く膝(ひざ)を俗悪な大官の前に屈するよりは...
中島敦 「山月記」
...貴族でも大官でも行政命令一つでシベリヤの涯まで追いやることができ...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...この「サキ」の饗応(きょうおう)を受けた日本の大官もあるかもしれない...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...元のこの家の主人の大官が...
三好十郎 「冒した者」
...今では知らぬまに私のような者も大官になっておりますし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...此厄は世々の貴人大官碩學(せきがく)鴻儒(こうじゆ)及至諸藝術の聞人と雖(いへども)免れぬのである...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...当時の大官連は宴席の余興に長唄や清元を聴かせても...
山本笑月 「明治世相百話」
...大官の違法、大奥の醜事など、おたがい、闇の見て見ぬ振りに、驚くべきほどな非行も、それなりに済んでおる」「それに較べれば、越前どのの事件などは」「軽い軽い...
吉川英治 「大岡越前」
...費(ひい)などの大官にも厳戒を加え...
吉川英治 「三国志」
...人民いじめの大官の手先め...
吉川英治 「新・水滸伝」
...新政府の厳(いかめ)しい大官たちではあったが...
吉川英治 「松のや露八」
...広東政府の大官である彼に向って米良はお互の心の合鍵を交換するとうやうやしく敬礼した...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
...ビクトリアン・メルジイ等政界の巨頭当路の大官の名を列ね...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...あるいは大官大寺九重(だいかんだいじくじゅう)の塔の建築家...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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