...時服を賜い荘田を与えられて大安寺に寓せしめられた...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...奈良朝後期には唐招提寺や大安寺のような新様の形式が大陸の影響下に生れ...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...京都へおいでたら、智積院(ちしゃくいん)、大安寺、その他の永徳を見て、天球院の山楽を見ることを忘れてはなりませんよ――拙者が、これから行って見ようとする松島の観瀾亭というのは、伊達政宗が、桃山城のうちの一廓を、そのまま秀吉から貰いうけて建設したのだということで、その一棟全体が絵になっているそうだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...」「同薬師寺魚養大般若経、大安寺縁起、志義山毘沙門縁起、来迎寺所蔵十界図の条に斎云...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...天平十六年の大安寺資財帳に...
柳田國男 「地名の研究」
...大安寺に比べると少しく荒れてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...私達は大安寺で人夫達に作らせて来た昼食の弁当を此処で開いたが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...湯崗子(たうかうし)水にうつれる若蘆(わかあし)をふる里の田の早苗(さなへ)かと見る千山に登りて、大安寺に宿る...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...「久しくお会いしてないが、大安寺殿にも、お達者かの」「いえ、父も早や年で」と、客はややくつろいで「――こんどのご道中には、ぜひ旅舎へうかがって、お目にかかりたいといっておりましたが、あいにく風邪をひき込みまして」「それはいかんな...
吉川英治 「私本太平記」
...はや大安寺の城を出ておられるし...
吉川英治 「私本太平記」
...大安寺の富山城からも...
吉川英治 「私本太平記」
...大安寺のお父上をお扶(たす)けなされい」「備後どのは」「てまえは...
吉川英治 「私本太平記」
...聖林寺観音の左右には大安寺(だいあんじ)の不空羂索観音や楊柳観音(ようりゅうかんのん)が立っている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...九天平の彫刻家――良弁――問答師――大安寺の作家――唐招提寺の作家...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...あるいは大安寺の木彫諸作を...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...大安寺の女らしい十一面観音は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...しかし大安寺(だいあんじ)の女らしい十一面観音なども同じ程度に長い...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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