...其れは過つこと無く目的の大安寺へ導く奇巌松樹の間を行く路であつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...大安寺の門前には山梨の高い一樹が白桃かと思ふやうな花を著けてゐた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...」×翌朝午前四時に既に大安寺の僧達は晨朝の勤行をするので...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...大安寺に比べると少しく荒れてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...大安寺の僧と同じく肉食を断つて潔斎生活を守つてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...私達は大安寺で人夫達に作らせて来た昼食の弁当を此処で開いたが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...例の通り鎌倉の大安寺へ行って...
吉川英治 「剣難女難」
...三年身を潜ませていた鎌倉の大安寺で...
吉川英治 「剣難女難」
...「久しくお会いしてないが、大安寺殿にも、お達者かの」「いえ、父も早や年で」と、客はややくつろいで「――こんどのご道中には、ぜひ旅舎へうかがって、お目にかかりたいといっておりましたが、あいにく風邪をひき込みまして」「それはいかんな...
吉川英治 「私本太平記」
...はや大安寺の城を出ておられるし...
吉川英治 「私本太平記」
...大安寺の松田勢が...
吉川英治 「私本太平記」
...居城の大安寺を立ち...
吉川英治 「私本太平記」
...大安寺の居城へひっ返すことにきまった...
吉川英治 「私本太平記」
...大安寺(岡山市の西)の松田一族を打ち...
吉川英治 「私本太平記」
...聖林寺観音の左右には大安寺(だいあんじ)の不空羂索観音や楊柳観音(ようりゅうかんのん)が立っている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...九天平の彫刻家――良弁――問答師――大安寺の作家――唐招提寺の作家...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...たとえば大安寺の楊柳観音・四天王の類を同じ寺の十一面観音などと比べて見る...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...道慈(どうじ)が大安寺を建てたのは三月堂よりも前であった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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