...西蔵の巡礼がネパールのカトマンドゥの大塔へ参拝に来るということを聞いた...
久生十蘭 「新西遊記」
...すでに日高郡には大塔宮が熊野落ちのおり経過したまえる御遺蹟多かりしも...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...あの工藝の大塔とも云うべき中世紀の伽藍(がらん)を見よ...
柳宗悦 「工藝の道」
...――大塔ノ宮へは手が出せず...
吉川英治 「私本太平記」
...時はいつと、ご推測なされますか」「いま幕閣(ばっかく)では、俊基朝臣の処刑につづき、主謀の御一名、大塔ノ宮をば、いかにして召し捕えんか...
吉川英治 「私本太平記」
...大塔ノ宮護良も弟宮の宗良も...
吉川英治 「私本太平記」
...大塔ノ宮の隠れおわす大和の般若寺(はんにゃじ)へさして行こうと思う」「般若寺へ」「一切が...
吉川英治 「私本太平記」
...吉野城に旗上げされた大塔ノ宮も...
吉川英治 「私本太平記」
...反大塔ノ宮の衆徒をかたらい...
吉川英治 「私本太平記」
...大塔ノ宮に謁(えっ)して...
吉川英治 「私本太平記」
...わしは大塔ノ宮御直々(ごじきじき)に宿所をいただく...
吉川英治 「私本太平記」
...また宮(大塔ノ宮)にもこのさいぜひ...
吉川英治 「私本太平記」
...義貞はしきりと大塔ノ宮に近づき...
吉川英治 「私本太平記」
...大塔ノ宮の正妃でもあったから...
吉川英治 「私本太平記」
...なぜか大塔ノ宮のお憎しみはつよい」「ご同情をもちまする...
吉川英治 「私本太平記」
...争ッて廉子(やすこ)の耳へしきりと大塔ノ宮に関する風説がささやかれて来た...
吉川英治 「私本太平記」
...こうして大塔ノ宮刺殺の腹じたくをまずは作った...
吉川英治 「私本太平記」
...大塔ノ宮の霊元弘(げんこう)の戦歿者敵味方の霊高時の霊いくたの有縁(うえん)無縁の霊に心からな回向(えこう)をささげている姿にみえる...
吉川英治 「私本太平記」
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